ゴールデンウィークの成果

今年のGWも旅行計画は無くて大して遠出もしてないけど、いろいろ良いこともあった。その中の一つ、長く温めていた自転車の改造プランを実行することが出来た。 リアのハブを SRAM Dual Drive にして3×8の24段化した Boardwalk だったが、増速側は重過ぎて踏めなくて、実質16段しか使っていなかった。そこでクランクセットを 45Tの Capreo FC-F800 にして、低速側にシフトさせた。合せて、BBを TANGE LN7922 110.5mm に、リアディレイラーを SORA RD-3500 SS に、スプロケットを CS-HG50-9 12-27T 、チェーンを CN-HG93 に交換した。 初めての作業ばかりで、なかなか手間取った。特に旧BBの取り外しは、一度しか使わない専用工具を買うのをケチったら全然歯が立たなくて、ショップに泣き付き外してもらう(お店も苦労していた)。最後のチェーンを継ぐときには、ディレイラーの張力に何度もチェーンを外されながら、やっとコネクィングピンを付けたら通ってないところがあって、ピンを買いにショップに行く羽目に。 27段化しても自転車が趣味の人でなければ、見ても「いったい何処が変わったの?」というやつだが、ダブル・チェーンガードにもなったし、いろいろ実用的になった……はず。一応少しだけ走ってみたけど、まだちゃんと調整が出来てない。 早く乗りたい!

さよなら、石徹白フィッシャーズホリデー

今日友達から教えてもらった情報なのだが、岐阜県郡上市石徹白地区で開かれていたイベント「石徹白フィッシャーズホリデー」が無くなってしまった様だ。釣りを禁止することなく渓流魚が自然繁殖する環境を作り維持するという熱い想いを持つ人達の尽力で続いていたイベントで、活動が求心力を持つのに大きく貢献していたことを考えると、残念な気持ちがする。 加えて、個人的にもこのフィッシャーズホリデーの思い出は大切なもので、寂しい。物品購入など私のイベントへの貢献(?)は微々たるものだったが、イベントを通じて知った石徹白へ家族で泊りに行ったりして、石徹白への親近感は強い。 経緯がいろいろ想像されるところだけど、後継イベントが開かれるということなので、それが石徹白地区や釣り場のより良い未来に資するものであることを願う。 リンク:石徹白フィッシャズホリデー終了と新規イベントのご案内

浅はかな考え

昨夜はOnd°の飛び入り演奏会(オープンマイク)で、三週間前にインフルエンザで出られなかった仲間との合同ライブの代りと思って弾かせてもらった。 いつも自分のウクレレの生音を聴いているから、コンタクトやブリッジ仕込みのピックアップのピエゾっぽい音や、そこからそれっぽく補正した音には「これは自分のウクレレの音じゃない」と違和感を感じるので、実際の空気の音を拾うコンデンサ型のラベリアマイクを使っている。今回、マイクをウクレレに装着するためのクリップを自作してみた。 マイクに付いてきたギター取り付け用マウントはウクレレにはゴツいので、もうちょっと邪魔にならない様にならないかと思ったのだ。本当はサウンドホールの中に着けられないかと考えたが、いろいろ制約があって断念。 見た目スッキリして出っ張りも少なく、弾き易くなった。でも……。実際に演奏会場で店のPAと組み合わせると今回はハウリングが酷く、苦労させられる(苦労したのは私ではなく、音響をやってくれる店長さんだが)。 ボディに密着し過ぎて、音響→ボディ→マイク→音響のフィードバックが大きいのかもしれない。ハウリングはそのときのセッティングやらが影響するので一概にマイクの取り付け方法の所為とは言い切れないが、その辺を検証するのに何回もお店に面倒を掛ける訳にもいかないし、結構悩んで作ったこのクリップ・システムは没にして、付属品を使うことになるだろう。

お千代保稲荷まで

2016年最初のサイクリングに、岐阜県海津市の千代保稲荷神社(通称「おちょぼさん」)に行った。西濃方面は自転車を乗るのには、その地形やサイクル・トレインがあるなど条件が良いので、一度走ってみたいと思っていた。 とにかく正月休みは車の渋滞が嫌だ。高速を使わずに、木曽三川公園ワイルドネイチャープラザの駐車場まで自転車を積んで行き、そこから木曽川、長良川を越えておちょぼさんを目指す。長良川を渡ったあたりから車が数珠繋ぎになっている。この渋滞を辿っていけば着ける訳だ。やあ、御苦労様。 「みんなも自転車で来た方が良かったんじゃないの?」と得意になっていたら、着いても自転車を停めておくところがなくてオロオロ。早速、人の不幸を笑った罰が当る。 門前町は凄い人込み。お千代保稲荷には来たことがあるはずだが、全然イメージと違う。おかしいな。鯰などの川魚料理が有名なのは知っていたけど、串カツが人気なんだそうで食べてみる。 食事もして、やっぱり来たからには御参りしなくてはと参拝の列に並んでみたものの、全然進まない。どちらかと言えば自転車に乗るのがメインのはずが、参拝に時間が掛ったので帰りに遠回りは出来なくなった。 参拝終えて自転車まで戻り、走り始めると……あれ、後輪の空気がない! 置いている間に弄られたか? 新年早々、パンク修理かよ……。とりあえず携帯ポンプで空気を入れてみる。空気を入れていると年配の女性に声を掛けられた。「自転車? ヒノサンみいだね。どこから来たの」。ヒノサン? ヒノさん…‥あ、火野正平! いえいえ、そんな大層なもんではないです。その人は以前はデカいバイクに乗っていたのだそうな。格好良いバアちゃん! 手持ちのポンプで空気を入れたチューブは、すぐには萎んではいかない様子。いたずらで空気を抜かれたのか? ときどき空気を補充しながらでも車まで戻れるか、駄目なら手っ取り早くタクシー呼ぶかと考えていたが、自力で辿り着くことが出来た。自宅に着いたときには、また空気が無くなっていた。少しずつ抜ける様だ。不幸中の幸いと言えなくもない。明日は整備だな。 それにしても、今日は暖かかった。折角、冬用にウェアを新調したのに、それ着ることなく車に置いていった。デビューはお預け。

謹賀新年

明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願い申し上げます。

しまなみ海道 (8) 海の道 その2

(続き) 大島や岩城島は愛媛県だったが、生口島は広島県。広島といえば「広島風お好み焼き」だろうということで、バス食堂「福ちゃん」に入ってみる。中はすっかりご機嫌に出来上がった爺っ様達のカラオケ大会状態だった。 お客さんが置いていったという蜜柑を貰って三人とも負荷を増やし、強くなってきてしまった雨の中を出発した。帰りは生口島から、大三島、伯方島、そして昨日の大島を通って帰らなければならない。時間がないので、あまり寄り道が出来ない。ひたすらペダルを漕ぐ。大三島に渡る多々羅大橋に着くころには雨も上った。 大三島橋を渡って大三島から伯方島へ。 そして、伯方・大島大橋を渡って大島へ。ここまで来ればもう様子が分っている。 昨日行ったけどお休みだった宮窪の和菓子屋「前神一心堂」にまた寄ってみる。ガイドブックに載っていた「よろい最中」を買いたかったのだ。「お、電気が点いてるし、今日はやってるな。よーし……」と引き戸を開けようとすると、あれ開かないぞ? 声を掛けたりしたが反応無し。そこへ近所の人が通りがかったので呼び止めて訊いてみたが、やってるはず、ひょっとしたら何処かへ出掛けてるのかもという話。出来るのは硝子戸の中に見える「御用の方は上のボタンを押して下さい」の文字を虚しく凝視めることだけであった。 昨日の敵、大島の坂道と再戦。今度は何処で終るのか分っているから、その分楽であった。後は来島海峡大橋を渡って宿のサンライズ糸山へ。旅行はまだ続くけど、これで自転車活動は終了となった。 旅行記を書くのにえらく時間がかかってしまった。後半は天気が良くなかったので景色については今一つだったのと、しまなみ海道を自転車で渡りきった訳でもないし、旅行としてはもっとのんびり瀬戸内の風情を味わいたかった。また行ってみたいものだ。

しまなみ海道 (7) 海の道 その1

(続き) 四国側の宿から最初にあって(馬島を除く)、長い登りで立ちはだかる厄介な大島。こいつを越えなければ他の島に行けない。でもそれは陸路に限った場合だ。今度は来島海峡大橋とは逆方向の今治港まで走った後、自転車を高速船に載せて岩城島を目指す。(乗ってるだけだけど。) 岩城島はどの島とも橋で繋がっておらず、「しまなみ海道」には含まれていない様な気もするが、細かいことは気にしない。岩城港に着いて、海とか蜜柑やレモン畑を見ながら時計回りで小漕港へ。そこから今度は、車も運べる渡し船的な小型フェリーで生口島に渡る。流石は瀬戸内海。船による交通が身近なものであることを実感。 (続く)

しまなみ海道 (6)大島 その2

もうすぐ今年も終わる。今年と言うより去年のやり残しだが、大急ぎで旅行記を片付けよう。 (続き) 漁協がやっているという「魚食レストラン能島水軍」で、急坂越えの労をねぎらいウニ丼を奮発す。何か、イメージと違うが…… その後、道を挟んで反対側にある「村上水軍博物館」を見学する。 「行き」とは違う、大島の真ん中を通る317号ルートで帰る。死ぬ程しんどかった田浦峠ほどではないにしろ、宮窪峠に向けて登り坂が延々続き、こっちも楽ではない。 朝も立ち寄った道の駅でちょっと休憩して来島海峡大橋へ登り、大島を離れる。途中、第二大橋と第三大橋の間にある馬島にエレベータで下りて、神社など観ながらぐるぐるした。 いやはや、想像よりもなかなか大変だった。明日はもっと遠出をするつもりなのだが、大島ひとつで梃摺っていて、明日は大丈夫なのだろうか。 (続く)

一月早い「あけおめ」

今日は冬のクラチウクレレ発表会だった。久しぶりに一応まともに弾けた。長い長いトンネルだった。 今回の曲は映画「私をスキーに連れてって」劇中歌、松任谷由実の“A HAPPY NEW YEAR”。連敗続きだったので曲の難易度を下げたつもりが、指が屆かなくてあんまり楽でもなかった。自己採点は75点ぐらいを付けておくか。 趣味だからまぁ好きでやってるのには違いないが、正直結構苦しくもある。これで練習し続けたこの曲をもう弾かなくてもいいのだと思うとちょっと嬉しい。パンデイロもタンボリンも気兼ねなく叩けるぞ。どうせ2、3日経てば、またウクレレを手に取ってしまうんだろうけどさ。

シーズンと共に去りぬ

渓流釣り今シーズン最後の週末には出掛けられず、昨日代休を貰って再チャレンジ。平日だが車止めに駐車してある台数で「先行者」が多いことがわかる。上流へ向けて林道を歩いていると、フライマンが下りて来てた。釣り上がった場所を訊いて、あまり上流に行っても落穂拾いの様になってしまうので、早めに入溪することにした。 他の釣り人が攻めた後なのか、それともこの日水温が下ったからなのか、魚の反応がほとんど無い。二時間以上経ってやっと、岩魚を釣ることが出来た。さて記念に写真を、とベストのポケットに手を伸ばすと・・・デジカメが無い。ああ、落したな。背中に入れた食料や飲み物を取り出すために、度々ベストを脱いで河原に置いた。そのとき落ちたのに気付かなかったのだろう。ちょっと悩んだが、もう少し釣り上がって、明るいうちにカメラを探しながら下ることにした。 落した二代目防水デジカメ、Pentax Optio WP はもう随分と長い間使っていて、釣りやら旅行やらで活躍してくれたけど、性能も今のデジカメには見劣りするし、バッテリーが膨らんで引っ張り出し難くなっていた。もうそろそろ限界かなと思いながら持ってきたのだが、そんな気持ちを読まれた様で、心が痛む。 結局デジカメは見付けられず。最後に撮ったのは釣り場に借りて乗ってきた可愛い車(ジムニー)だった。またこれで来て撮り直しする機会はあるかなぁ。 この日の釣果は二匹。サイズも次に釣った22cm程度(自己申告のみ、証拠写真なし)止まりで自慢出来るものではなかったが、一度諦めた釣りが出来ただけでも良しと思うことにしよう。