浅はかな考え

昨夜はOnd°の飛び入り演奏会(オープンマイク)で、三週間前にインフルエンザで出られなかった仲間との合同ライブの代りと思って弾かせてもらった。

いつも自分のウクレレの生音を聴いているから、コンタクトやブリッジ仕込みのピックアップのピエゾっぽい音や、そこからそれっぽく補正した音には「これは自分のウクレレの音じゃない」と違和感を感じるので、実際の空気の音を拾うコンデンサ型のラベリアマイクを使っている。今回、マイクをウクレレに装着するためのクリップを自作してみた。

マイクに付いてきたギター取り付け用マウントはウクレレにはゴツいので、もうちょっと邪魔にならない様にならないかと思ったのだ。本当はサウンドホールの中に着けられないかと考えたが、いろいろ制約があって断念。

 

自作マウント
 

見た目スッキリして出っ張りも少なく、弾き易くなった。でも……。実際に演奏会場で店のPAと組み合わせると今回はハウリングが酷く、苦労させられる(苦労したのは私ではなく、音響をやってくれる店長さんだが)。

ボディに密着し過ぎて、音響→ボディ→マイク→音響のフィードバックが大きいのかもしれない。ハウリングはそのときのセッティングやらが影響するので一概にマイクの取り付け方法の所為とは言い切れないが、その辺を検証するのに何回もお店に面倒を掛ける訳にもいかないし、結構悩んで作ったこのクリップ・システムは没にして、付属品を使うことになるだろう。