FLY-FISHING

鮎釣りを夢見るフライフィッシャー

明けましておめでとうございます。

今年は引っ越しを予定していて鮎が釣れる川に近づくので、何とかフライで鮎を釣ることは出来ないものかと調べている。

昨今、高齢化による友釣り人口の減少が著しく、釣具メーカーも漁協も、ルアーを使った友釣り『アユイング』推進に動いていることは知っていた。(生きた鮎『種鮎』を使う本来の)友釣りなどに限定されている場所の条件緩和でフライでも釣れるようになれば面白いなと各所の漁協の遊漁規則を調べていたら、岐阜県が作成した興味深い資料にたどり着いた。

FIAT Panda × 釣り

「Panda Cross で釣りに行く」は、実はゴールデンウィークには実行出来ていたのだけど、ブログに書きぞびれていた。お盆休みに今期二回目の釣行の機会を得たので載せておこう。

作業靴のウェーディング・シューズ

数年ぶりの釣行中にウェーディング・シューズが分解して、次回からのものを用意しなければ渓流釣りにいけない状態になってしまった。今のペースでは行けても年に一回とかだったので、新しいシューズを買っても靴底が磨り減るより早く数回の釣行で加水分解してしまうような気がする。それはさすがに勿体ない。

接着で作られている靴でなく、皮革や合成皮革を縫って作られているものなら長持ちすると思うが、今時そういうウェーディング・シューズは殆どない。パタゴニアがダナーと組んで作っている「フット・トラクター・ウェーディング・ブーツ」などはとても魅力的。でも、円安の影響もあってか現時点で6万から7万円ぐらいして、今の釣行ペースからは、これを購入することが正しい判断だと自分に言い聞かせることは不可能である。

五年ぶりの釣行と、そのとき訪れた危機

環境の変化や不幸な出来事、そしてコロナ禍と、いろいろなことが重なってもう何年も釣りに行けていなかった。調べてみると、どうやら五年ぶりらしい。このところ、なかなかの激務で、それが片づいたら休みを取って釣りにいくというのを心の支えにやっていた。実はまだケリがついていないのだが、それを待っていると今期の渓流シーズンが終わってしまうので、リフレッシュのためにもその考えを実行に移すことにした。

DHキャスティング練習

ここ数年釣りから遠ざかってしまっていて、何とか近場の釣り場を開拓して復活を成し遂げたい。出来ればフライで。

木曽川で出来る釣りは何かということで、オイカワ釣りを考えた。でももう少し大きい魚を狙いたいなぁ。この辺では、アユはリールを使った釣りはしてはいけないらしい。友釣りフライフィッシングは諦めねばなるまい。

以前、マス釣り場から逃げ出して野生化したニジマスを狙っていた人たちがいたが、しょっちゅう大雨にならない限り、そんなに魚が供給されるとも思えない。あとは、春にサツキマスが遡上してくるのを当にするか……。

釣り場で見た珍しいもの

以前はあれだけ行っていた渓流釣りも、ここ数年は年に一度か二度ぐらいの頻度になってしまった。今期は早めにゴールデンウィークに初釣行。最初は釣り方を思い出すだけで終わったりすることも多いところ、条件が合った様で良い思いが出来た。 落差が激しい場所ではときどき、上流の直接見ることが出来ないけど魚が居そうなポイントにフライを投げ、勘で合せるということをしている。状況が見える所まで上っていくと、近過ぎて魚を驚かせてチャンスを潰してしまうからだ。 昨日のそんなポイントで、もうフライが下に流れ落ちてくるだろうというタイミングで、合せぎみにフライのピックアップ(空中に持ち上げる動作)をしたら、跳ね上がってこない。といって、魚が掛った感触でも、流木に引掛ってる手応えでもない。自分が上に上ってみると、そこに渦が出来ていて、その中にフライが吸い込まれてしまっていた。 石の間から下に水が落ちていてこうなっているのだろうけど、渦がずっと持続しているのは初めて見た。

さよなら、石徹白フィッシャーズホリデー

今日友達から教えてもらった情報なのだが、岐阜県郡上市石徹白地区で開かれていたイベント「石徹白フィッシャーズホリデー」が無くなってしまった様だ。釣りを禁止することなく渓流魚が自然繁殖する環境を作り維持するという熱い想いを持つ人達の尽力で続いていたイベントで、活動が求心力を持つのに大きく貢献していたことを考えると、残念な気持ちがする。 加えて、個人的にもこのフィッシャーズホリデーの思い出は大切なもので、寂しい。物品購入など私のイベントへの貢献(?)は微々たるものだったが、イベントを通じて知った石徹白へ家族で泊りに行ったりして、石徹白への親近感は強い。 経緯がいろいろ想像されるところだけど、後継イベントが開かれるということなので、それが石徹白地区や釣り場のより良い未来に資するものであることを願う。 リンク:石徹白フィッシャズホリデー終了と新規イベントのご案内

シーズンと共に去りぬ

渓流釣り今シーズン最後の週末には出掛けられず、昨日代休を貰って再チャレンジ。平日だが車止めに駐車してある台数で「先行者」が多いことがわかる。上流へ向けて林道を歩いていると、フライマンが下りて来てた。釣り上がった場所を訊いて、あまり上流に行っても落穂拾いの様になってしまうので、早めに入溪することにした。 他の釣り人が攻めた後なのか、それともこの日水温が下ったからなのか、魚の反応がほとんど無い。二時間以上経ってやっと、岩魚を釣ることが出来た。さて記念に写真を、とベストのポケットに手を伸ばすと・・・デジカメが無い。ああ、落したな。背中に入れた食料や飲み物を取り出すために、度々ベストを脱いで河原に置いた。そのとき落ちたのに気付かなかったのだろう。ちょっと悩んだが、もう少し釣り上がって、明るいうちにカメラを探しながら下ることにした。 落した二代目防水デジカメ、Pentax Optio WP はもう随分と長い間使っていて、釣りやら旅行やらで活躍してくれたけど、性能も今のデジカメには見劣りするし、バッテリーが膨らんで引っ張り出し難くなっていた。もうそろそろ限界かなと思いながら持ってきたのだが、そんな気持ちを読まれた様で、心が痛む。 結局デジカメは見付けられず。最後に撮ったのは釣り場に借りて乗ってきた可愛い車(ジムニー)だった。またこれで来て撮り直しする機会はあるかなぁ。 この日の釣果は二匹。サイズも次に釣った22cm程度(自己申告のみ、証拠写真なし)止まりで自慢出来るものではなかったが、一度諦めた釣りが出来ただけでも良しと思うことにしよう。