シーズンと共に去りぬ
渓流釣り今シーズン最後の週末には出掛けられず、昨日代休を貰って再チャレンジ。平日だが車止めに駐車してある台数で「先行者」が多いことがわかる。上流へ向けて林道を歩いていると、フライマンが下りて来てた。釣り上がった場所を訊いて、あまり上流に行っても落穂拾いの様になってしまうので、早めに入溪することにした。
他の釣り人が攻めた後なのか、それともこの日水温が下ったからなのか、魚の反応がほとんど無い。二時間以上経ってやっと、岩魚を釣ることが出来た。さて記念に写真を、とベストのポケットに手を伸ばすと・・・デジカメが無い。ああ、落したな。背中に入れた食料や飲み物を取り出すために、度々ベストを脱いで河原に置いた。そのとき落ちたのに気付かなかったのだろう。ちょっと悩んだが、もう少し釣り上がって、明るいうちにカメラを探しながら下ることにした。
落した二代目防水デジカメ、Pentax Optio WP はもう随分と長い間使っていて、釣りやら旅行やらで活躍してくれたけど、性能も今のデジカメには見劣りするし、バッテリーが膨らんで引っ張り出し難くなっていた。もうそろそろ限界かなと思いながら持ってきたのだが、そんな気持ちを読まれた様で、心が痛む。
結局デジカメは見付けられず。最後に撮ったのは釣り場に借りて乗ってきた可愛い車(ジムニー)だった。またこれで来て撮り直しする機会はあるかなぁ。
この日の釣果は二匹。サイズも次に釣った22cm程度(自己申告のみ、証拠写真なし)止まりで自慢出来るものではなかったが、一度諦めた釣りが出来ただけでも良しと思うことにしよう。