Pandaに自作ステアリング・カバー
限定販売三回目の FIAT Panda Cross 4x4 は、何故かハンドルがグレードダウンされてウレタン・ハンドルであった。Pandaは 大衆車であって高級感を売りにする車ではないが、過去よりも販売価格をがっつり上げたのにいろいろ仕様を下げるのは如何なものか。「今にみておれ。革巻きハンドルにしてやるからな」と端切れの革の素材は買ってあって、ゴールデンウィークに取り組んだのだがやり遂げられず、ようやく今日完成した。
ハンドルを車に付けたまま作るというのは無理があり、満足の出来とは言えないものになってしまった。しかし、エアバッグ入りのハンドルを気軽に取り外せるものではないし、通勤に使っているから何日も外したままにしておけないので、仕様がない。製作中に使ったテープの糊がとれない、縫い目はがガタガタ、左右対称でない。あと、両面テープを入れたところは凸状になって、ゴールデンカムイの牛山みたいになっている。

ウレタン・ハンドルの見た目や触覚のチープさを払拭する目的だったが、手作り感あふれるカバーを取り付けて、目的は果たされたとは言い難い結果となった。まぁ、自分には甘い性格なので、自作作品を楽しんでいるという事にして、当初の目的は忘れよう。