石垣島ソルト F. F. 外道戦記(1) 再挑戦

以前、宮古島のリーフでイシミーバイ(カンモンハタ)を釣った際にはリーフエッジまで辿り着けず、あの先にフライを投げれば超大物、例えば GT が掛ったんじゃないかという想いが心の中に止まり続けていた。いつか沖縄で試してみたい、というか直ぐにまた行こうと考えていた。 去年、石垣に行こうという話があり、釣りの準備も少し始めていたのだが、いろいろあってその話は流れてしまった。計画が復活して宿のキャンセル待ちをしているところで、あの東日本大震災が起きた。辛い思いをされている人が沢山いて、心痛めた日本社会は自粛ムードに包まれたが、自分は旅行をすることにした。 最初に宿をとるのに苦労したのは、計画した日がちょうどトライアスロンの国際大会の日程と重なっており、ホテルなどが押えられていたかららしい。大会は実施されたので国際大会や一般の部に出場するアスリートは島に来ていたが、日本人は「自粛」で、外国人は福島原発の事故による放射能を恐れて旅行を取り止めている様子で、観光客は疎らだった。現地の方に聞いたところでは、五月以降の宿の予約がほとんど入ってないらしい。 さて、イシミーバイやガーラを目指した釣行がどんな結果であったかは題名を見れば想像が付いてしまう訳だが、それはそれで楽しいものではあった。沖縄の海でフライフィッシングをするということ自体が冒険であり、何かが釣れてくれれば「新しい体験」をすることになる。今度行ったときには、また違う魚を釣ってみたい。(本命も釣りたい。) (続く)

こんにちは、Jekyll 博士

そもそもは Mac 上の Java が残念な所為でイマイチな Xfy Blog Editor を使う代りに Emacs でブログを書けないかと調べ始めたのだが、静的 Web サイト作成ツール Jekyll の存在を知って、OS のバージョン・アップの度に苦労させられる、2003年から使ってきた Movable Type を止めて、 その Jekyll を使うことにした。 Movable Type の出来が悪いということではなく、手元のコンピュータで作ったサイトのページをアドレスを差し替えて他のサーバーにアップロードするという様な開発元が想定していない使い方をしており、大規模な商用ブログサービスに使われる Movable Type と自分の使い方がバージョン・アップする度に乖離していってしまった。 また、Xfy Blog Editor はディスコンになっているみたいだ。遅かれ早かれブログ執筆環境は変えなければならない状況だった。 Jekyll に変更するにあたって、次のことを方針とした。 今まで書いたエントリーを編集可能な状態で引き継ぐ 原則、今までのエントリーの URL を維持する ページのデザインは今までのテンプレートを流用して引き継ぐ 今までの機能を出来るだけ再現する 複雑になってしまったアップロードの処理を単純化する まだ試行錯誤をしているが、だいたいは目的を逹することが出来た。自分のための記録としてどの様なことをやったかを書いておこうと思うが、長くなりそうなので他が一段落してからに。

Harmony Assistant 9.6.0, Melody Assistant 7.6.0

Myriad 社の音楽ソフト、Harmony Assistant 9.6.0 と Melody Assistant 7.6.0 がリリースされた。 変更点は、Kooplet 楽譜検索エンジンへのインタフェースや「ライセンスを管理」機能の追加など。詳しくはこちら。従来の機能の日本語訳も一部見直した。

主役不在

・エバラが“食べる焼肉のタレ”発売 いや、肉を食べさせてくれよ。その次は“食べる鰻蒲焼のタレ”が出るのか?

指板を度数で見る

前回のCメジャースケール(ハ長音階)の図を、ド(C)をルートとした度数で書き直すと以下の様になる。 ┏━━┯━━┯━━┯━━┯━━┯━━┯━━┯━━┯━━┯━━┯━━┯━━┯━━┯ 6┃ |7 |R | |2 | |3 |4 | |5 | |6 | | 3┃4 | |5 | |6 | |7 |R | |2 | |3 |4 | R┃ |2 | |3 |4 | |5 | |6 | |7 |R | | 5┃ |6 | |7 |R | |2 | |3 |4 | |5 | | ┗━━┷━━┷━━┷━━┷〇━┷━━┷〇━┷━━┷━━┷〇━┷━━┷〇━┷━━┷ この図がウクレレの指板の『構造』だと言って良いと思う。(いや、チューニングが変わると変化してしまうので、スタンダード・チューニングや Low-G チューニングの『構造』だと言う方が正しいか。)ウクレレはギターと同様にフレットを登り降り(この図では横移動)しても相対位置が同じならば関係は変らないため、この図を音名を書いた指板の図に重ねて左右に動かして或る音名に「R」を合せれば、その音名のメジャースケールが分るだろう。 この大きな図を、指が届いて使い易そうなサイズで、各弦にルートが有る形に二つずつ切出してみる。 ●1弦ルート (P1) ━┯━━┯━━┯━━┯━━┯━━┯━ ━┯━━┯━━┯━━┯━━┯━━┯━ |6 | |7 |R | | |6 | |M7|R | | |3 |4 | |5 | | = |M3|11| |5 | | |R | |2 | |3 | |R | |9 | |M3| |5 | |6 | |7 | |5 | |6 | |M7| ━┷━━┷━━┷━━┷━━┷━━┷━ ━┷━━┷━━┷━━┷━━┷━━┷━ (P2)

指板の音名を覚える

今年のウクレレの練習の目標、というか方向性として、自分でメロディの簡単なアレンジやアドリブが出来る様になることを目指そうと思う。なかなかハードルは高そうだが、それが出来れば自分も「中級者」になれるんじゃないかな。 ギターでアドリブをする練習方法について検索すると、「アドリブが出来る様になる為には、まずは指板の音名を全部覚えろ」ということらしい。ギターがそうなら、たぶんウクレレでもそうなんだろう。ウクレレ・ソロをやっているからにはある程度は覚えているのだが、きっちり覚え直す必要がある。 弦が4本であるウクレレの指板を先回紹介した西塚式音名で12フレットまで埋めると、下の図の様になる。 ┏━━┯━━┯━━┯━━┯━━┯━━┯━━┯━━┯━━┯━━┯━━┯━━┯ ラ┃チ |シ |ド |デ |レ |リ |ミ |ファ|フィ|ソ |サ |ラ | ミ┃ファ|フィ|ソ |サ |ラ |チ |シ |ド |デ |レ |リ |ミ | ド┃デ |レ |リ |ミ |ファ|フィ|ソ |サ |ラ |チ |シ |ド | ソ┃サ |ラ |チ |シ |ド |デ |レ |リ |ミ |ファ|フィ|ソ | ┗━━┷━━┷━━┷━━┷〇━┷━━┷〇━┷━━┷━━┷〇━┷━━┷〇━┷ 「ウクレレの神様」ハーブ・オータはウクレレを始めたとき、まず最初に指板上の音名を全て覚えてしまったと、何かで読んだ気する。しかし、24フレット継ぎで弦が6本あるギターと比べれば相当増しとはいえ、ぎっしり音名が書かれた図は何度見てもげんなりする。これを一遍に全部覚えろと言われても、「神様」ではない自分に出来る気がしない。 「ド」「レ」「ミ」「ファ」「ソ」「ラ」「シ」(ピアノでは白鍵)だけを記入すると下の図になる。 ┏━━┯━━┯━━┯━━┯━━┯━━┯━━┯━━┯━━┯━━┯━━┯━━┯ ラ┃ |シ |ド | |レ | |ミ |ファ| |ソ | |ラ | ミ┃ファ| |ソ | |ラ | |シ |ド | |レ | |ミ |

ドレミの歌の憂鬱 4

(前回から続き) 冬の演奏会が無難に終ってほっとした。今回はコード進行を諳じることは出来ないまでも、一応音名のみは覚えられたたため、演奏前の不安は少なかった。 前回問題となった「日本人が歌えて覚えやすいソルフェージュ法」として、私は「西塚式音名」を使うことした。小学校の音楽教諭だった西塚智光氏が小学生にソルフェージュや楽器の演奏の指導をするために創り、音楽之友社「教育音楽 小学版」で1970年ごろ発表したもので、異名同音が無いのが特徴だ。 異名同音とは平均律における「ド♯」と「レ♭」の様に、同じ高さ(周波数)でありながら別々の名前を持つ音のことである。異名同音が無いのは、異名同音になる音に対して一つの音名しか使わない、名前を一つにしてしまうからだ。例えば、我々が普通使っている「ド♯」や「レ♭」(や「シ♯♯」)には、別の「デ」という発音の音名を使う。 普通の音名 西塚式音名 ド ド ド♯、レ♭ デ レ レ レ♯、ミ♭ リ ミ ミ ファ ファ ファ♯、ソ♭ フィ ソ ソ ソ♯、ラ♭ サ ラ ラ ラ♯、シ♭ チ シ シ 上の表で、西塚式では音名が17から12に減った。ウクレレに当てはめて考えると、弦を押える箇所に一つずつ一つだけ音名があるということになる。指板を押えた箇所が「ド♯」でも「レ♭」でもあって、どちらか分らないということはない。それは「デ」である。 この西塚式音名は小学生が音名で歌うために生れたのだから、もちろんそのまま歌える。「ド♯」を「ド」と発音したり、「ド・シャープ」と早口で歌う必要は無くなる。「デ」と歌えば良い。「歌って覚えることで暗譜する」という目的に、とても適していると思う。 西塚式音名を使って覚えるというのは自分が勝手にやっているのであって、ウクレレ教室の先生の指導ではない。だから、変化記号が付かない音名は西塚式でもそのまま「ド」「レ」「ミ」「ファ」「ソ」「ラ」「シ」であるのもありがたい。例えばトニック・ソルファ法では「シ」は「Te」なのである。 何か良い方法はないものかと調べるまで、西塚式音名というものを知らなかった。Wikipedia に触れられていなかったら、知らないままだっただろう。西塚氏の発表した具体的内容が分らず、小学教育の枠を越えてどれくらい汎用性があるものとして提唱されたのかが不明なのが残念だ。素人考えではシンプル過ぎて問題点もあると評価される気もするが、溺れる者は藁をも掴む状態の自分にとっては「小学生でも使える」、「教育現場で実績がある」というのは心強い。もっと評価されていいものだと思う。

謹賀新年 2011

佐久島 LUMIX DMC-GF1 / LUMIX G 20mm F1.7 ASPH. 新年あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。 河村名古屋市長の「名古屋の乱」のとばっちり+尖閣問題で石垣島釣行計画が流れてしまったので、今年こそ沖縄の珊瑚礁で釣りをするぞ。

ウクレレ冬パーティー 2010

今日はクラチウクレレ冬パーティーだった。今回弾いたのは “Autumn Leaves" (『枯葉』)。夏の失敗を教訓として、難しいことはしない、アレンジも簡単に。 大きな失敗は無く終了した。実力以上には弾けないから、今はこれで満足。