好きな食べ物は、お肉で〜す。

Asahi.comより: 「未知」の肉食動物か。ボルネオ島で発見 WWF発表 YOMIURI ONLINEより: ボルネオ島で「新種」の肉食動物発見、ネコより大きい 最初ニュースで観たとき、てっきり尻尾の先の部分が『頭』だと思って観ていたので「な、なんだこれは。蛇? 恐竜?」と。 それにしても、何故「肉食」だとわかったのか。何故「肉食」にこだわるのか。新種であることよりも、そっちの方が気になる。まさか、調査隊員が喰わ…

頑張れ、HAYABUSA

相変わらず世間は憂鬱なニュースばかり。そんな中、JAXAの小惑星探査機『はやぶさ』のタッチダウンは、ワクワクドキドキする話題だった。ライブ情報が掲載された『Hayabusa Live』や『松浦晋也のL/D』に釘付けになった人も多かっただろう。 『はやぶさ』は、サンプル採取は成功したとみられるものの、トラブルが発生して現時点でも姿勢の制御に成功していない。このままでは帰還が出来ず、大きな目標であるサンプルの分析が出来ない。関係者の懸命の努力が続いている。健闘を祈るばかりだ。 上記サイトに掲載された情報によると、トラブルの理由は不可解であるらしい。こうは考えられないだろうか: 実は、小惑星『イトカワ』には、とても小さなイトカワ星人たちがいる。 ↓ はやぶさ、イトカワに二回目の降下。 (イトカワ星人、とてつもなく巨大な未確認飛行物体を再び見上げる。) ↓ はやぶさ、イトカワの地表に着地。 (イトカワ星人、エイリアンにコンタクトを試みる。) ↓ はやぶさ、サンプル採取のため弾丸発射。 (イトカワ地表では阿鼻叫喚の惨事が。) ↓ はやぶさ、上昇開始。 (巻き上げられたイトカワ星人、図らずもはやぶさ内部に侵入。) ↓ はやぶさ、トラブル発生。 (イトカワ星人、母なる星イトカワを敵対的エイリアンから守るため、決死の破壊活動。) おお、映画が撮れそうじゃない?

俺が言ったんじゃないぞ! 2

(前回から続き) 中国のネット人口は1億人以上。個人Blogも人気があるということを読んだ気がする。釣りをする人もいると思うが…。まあ、ネットでちょっと探して見つからないからといって、中国の諺ではないとは言えない。何といっても、中国の人口は13億人。どこかの地区で諺とされれば諺なわけだしね。 それでも「中国古諺」っていうのは怪しいと思うには、それなりの訳がある。じつはこの諺に酷似しているものがあるのだ。例えば、このページから: “If you wish to be happy for a day, get drunk. If you wish to be happy for a week, kill a pig. If you wish to be happy for a month, get married. If you wish to be happy forever and ever, make a garden.” ここでも“ancient Chinese proverb”となっている。「釣りを覚えなさい」が「庭園を造りなさい」になっている以外、構成要素はそのままだ。これは偶然ではあるまい。片方が元になっているなら、その元の方はどちら? 「庭を造れ(庭師になれ)」も含蓄があってなかなか良いとは思うけど、私は変化は面白い方向に向かって起きると思うので、誰かが「庭を造りなさい」を「釣りを覚えなさい」に変え、結婚幸せ期間も短くしたのだろうと推測する。 もしそうであっても、昔の中国で変化が起きたのなら「中国古諺」には違いない。しかし、まだ他に似た様な諺が存在する。 1日だけ幸せでいたいなら床屋にいけ。 1週間だけ幸せでいたいなら車を買え。 1ヶ月だけ幸せでいたいなら結婚しろ。 1年だけ幸せでいたいなら家を買え。 一生幸せでいたいなら正直でいることだ。 (西洋のことわざ) 似た様な諺が西洋と東洋で別々に生まれなくもないが、それよりも、この手の諺を元にして変形させたと考えた方が自然だ。説教っぽい「祖先」から何時か変形したとき、責任追及をかわすために「中国の諺」ということにした、というのが真相なんじゃないだろうか。 西洋にとって昔の中国は、変ったことを言っても許されそうな「未開の地」かもしれないが、日本にとっては、諺をはじめとする文化知識の主な輸入元である。それで日本人に対しては「中国古諺」が格別の効果を発揮し、何処の国よりも「釣りを覚えなさい」が愛されることになったのだろう。「俺に文句を言われてもね。これは中国四千年の知恵だから!」 ● ● ● ● 「一生幸せでいたいなら正直でいることだ」を探しているときに出会したページでは、出典が“The Japanese have a saying:”と、「日本人の格言」になっている。かくして発言責任のタライ回しは続く。

俺が言ったんじゃないぞ!

一時間、幸せになりたかったら、酒を飲みなさい。 三日間、幸せになりたかったら、結婚しなさい。 八日間、幸せになりたかったら、豚を殺して食べなさい。 永遠に、幸せになりたかったら、釣りを覚えなさい。 これは開高健が『オーパ!』の中で、中国の古い諺として紹介しているものだ。『オーパ!』は子供の頃、風邪か何かで休んで退屈しているときに与えてもらって読んだのだったと思う。どうしてこの本だったのか分からないが、奇麗な写真が一杯で印象に残っている。当時はこの諺にそれほど惹かれはしなかったけども。 釣りを趣味とする人なら大抵は知っている、というのは言い過ぎか。でもこの思わずニンマリしてしまうこの諺が、我らにとても愛されていることは間違いない。釣りをしない人にとっては腹立たしいぐらいの内容だろうが、例え周りから非難を受けようとも、中国四千年の知恵と思えば心強い。 しかしこれって本当に「中国古諺」なんだろうか、と最近思った。あの開高健だったら、そんな粋なコトワザをひょいひょいと造ってしまえそうではないか。でも開高の作ではない様で、それらしい英単語を並べて検索するとあちこちで見つかる。(例えば、ここやここ。) 英語のサイトでも、やっぱり“Chinese Proverb”となっている。では、中国語のサイトではどう書いてあるかと思って、それらしい単語を入れて検索してみると……見つからないのだ。中国語は英語より一層不得手であるから、探し方が悪いのかもしれないが、本当に中国で有名な諺なのか、どうも雲行きが怪しくなって来た。 (つづく)

クラチを購入

先週末、教室に行ったら「もう出来てるよ。」もう一月ほど先だと思っていたのだけど。 クラチウクレレは基本的にオーダー生産で、標準モデルというものが無くてカタログも無い。インターネットで検索してもヒットが少なく、他のメーカーに比べて「露出」が極端に少ない。買い物の自慢をしたいみたいでナンだが、興味がある人も居るであろうので、画像をアップします。 コンサート 14フレット継 ボディ:コア ネック:マホガニー 指板: ストライプド・エボニー ベグ: グローバー 画像: 上面1 上面2 側面 ラベル このウクレレの一番の特徴は、ボディ自体の薄さだろう。他に持っているナカニシのソプラノより薄い。外観をエレキ・ギターに似た感じにするために薄くしたものはいくつか見たことがあるが、クラチウクレレでは音質面からの追求で薄いモデルを作っているとのこと。折角オーダーするなら、そのメーカーらしいものにしたかったので、自分も薄型に。最近は薄いウクレレを作ることが多いそうだが、もちろん一般的な厚さのものも頼むことが出来る。

目指せ、カリスマ

浴槽の掃除を仰せつかった。CMの効果は大したもので、「浴槽の掃除」と言えばすぐに森尾由美が宣伝しているあの商品が思い浮かぶ。しかしよく考えてみると、そんな強力なものを使って本当にまったく無害なのか。気になりませんか? 今流行の(?)重曹が買ってあるということなので、こいつを使うことにした。商品にも風呂掃除での用法が書いてあるが、「充分撒いて磨く」という参考になる様な、ならない様なことしか書いてない。まあ、適当にやってみる。 「擦らず楽々」とはいかないが、なかなかではないですか。重曹のことが好きになってしまいそうである。

どの帽子がお好き?

著作権切れによって、沢山の新訳『星の王子さま』が登場している。この間、本屋に全部が並べておいてあったので、少しだけ読み比べしてみた。 と言っても立ち読みなので、詳しく読んだのは一番最初の、「帽子」の話だけなのだけど。今までの岩波の内藤濯訳では、象を飲み込んでいるのは「ウワバミ」だが、確か、池澤夏樹訳版では「ボア」、倉橋由美子訳版では「大蛇」となっていたと思う。「ウワバミ」というのは和風過ぎて、サハラ砂漠に不時着するフランス人の主人公には似つかわしくはないが、そこがなんとも味になっていて、「ボア」や「大蛇」になるとやはり寂しい。大体、「ウワバミ」なんていう言葉は『星の王子さま』か、落語の『蛇含草』の事を話すとき以外は使わない気がする。「ウワバミ」と聞いただけで、大人たちが帽子の絵だと言う、あの挿絵を思い出してしまうぐらい、イメージがリンクしている。 音楽でも、カバー曲がオリジナルを超えた出来だと感じることは滅多に無いよね。今までのイメージを打ち破り、版を重ねていけるのものがあるのか、今度は椅子の置いてある本屋でじっくり読み比べて予想を立ててみようと思う。

覚王山参道ミュージアム

レッスンの日もあった後、日曜には覚王山の日泰寺の参道でお祭りがあり、ウクレレ・サークル『ウ中連』(ウクレレ中部連合)の方々の演奏があるということなので、そこへ行くことに。 日曜は生憎の愚図ついた天気で、お祭りの人出は前日よりかなり悪かったみたい。ウ中連のパフォーマンスのときはちょうど雨が止んだ。ウクレレがメインの演奏。男性、女性のフラもあり。サークルの方々が会場にドバーっといるのかと思ったらそうでもないみたい。二日目だったからだろうか。それとも、それほど大所帯の団体ではないということかな? 次の出演者の『pop pop』も聴いて、それからステージを離れた。 ステージの写真を撮ったけど、了解を取らずに載せるのも何なので、アート作品の写真をどうぞ。 覚王山のベトナム料理店『メコン』は閉店していたのね。美味しかったと思うけどなぁ。残念。

KaLaPaNa ライヴ

先週末は、ウクレレづいていた。先ず、金曜日は新栄の『KaLaPaNa』へ、ウクレレを教わっている倉知誠先生の演奏を聴きに行った。Manoa Rainbow の皆さんの他に、ゲストに Kaulana の Kosuke 氏も登場。 カラパナは初めてだが大通りから少し入った人気のない場所で、暗い時間に行くのはちょっと怖い感じ。 先生の演奏は教室で聴いているけど、やはり見事なものです。『クラチウクレレ』の製作者である先生のお父さんに「楠本さんも二年ぐらいであのぐらいに…」と言われたけど、「ぬははは…」と笑うしかなかった。もちろん冗談ですよね。

岩手のフィールド、40分の旅

『Kawagarasu catalogue-1』が届いて一週間経った。カタログに特典DVDが付いている様な、DVDにカタログが付属している様な、ちょっと不思議な商品なのだが、これがなかなか。千葉さんには申し訳ないけど、私にとっては商品カタログよりDVDの方が興味深い。 フライ・フィッシングのビデオは何本か観たことはあるが、業界スーパースター達の釣りを観ても、自分の釣りの参考になる気がしないんだよね。もちろん凄いんだけど、映っているフィールドも素晴らし過ぎて自分が通っている所と全然違うし、テクニックも真似出来そうもないし。あ、それと、魚が出た時などの仰々しい効果音とか音楽はどうかと思うよ…。 このDVDは 、『業界プロ』じゃない人達がKawagarasu ロッドを使って釣る様子が割と淡々と(釣り人達は実に楽しそうだが)収録されている。登場する釣り人の中には実際にお会いしたことのある方もいて親近感もあるし、観ているとまるで実際に釣友の後に付いてフィールドを歩いている感じ。釣れる度に拍手をしたくなる様な。 他のフライ・フィッシャーがどうやって釣りをしているのかあまり知らないので、とても面白く観た。皆、巧いな。収録したポイントの違いや使用しているロッドの影響もあるのだろうけど、釣りの雰囲気がそれぞれ違うもんだね。逆に全員に共通した部分もあって、そういうところは早速取り入れさせて頂こう。(でも、春までお預けなんだよな…。)そうか、フッキングの直後に結構ラインを取るんですね。自分がバラしが多い気がするのは、その辺が不味いのだろうか。 今度誰かに「フライを始めたいんだけど…」と相談されたら、このDVDを貸してあげることにしようと思う。どんなハウツー・ビデオやDVDよりもよく、フライ・フィッシングの「気持ち」を伝えることが出来るんじゃないかな。