EVERYDAY LIFE

捕まえて、放すこと 2

先日の蛍の鑑賞会は、1500匹の蛍を放すつもりだったらしい。実際には捕獲できた数が少なくて10匹、20匹ぐらいだったが、1500匹はやり過ぎじゃないだろうかね。放すのも問題だと思うが、他の場所で1500匹捕獲してしまうっていうのは…。そもそも、実現可能だったのかも気になるが。 20匹(?)と1500匹、もし20匹なら良くて1500匹が駄目だとすると、その間の何処で線を引けばいいのか。1匹でも駄目、何匹でもOK、なら悩まなくてもよいが、そういう世界はヤな感じ。 放したのは『ゲンジボタル』だと思うが、愛知ホタルの会発行の『愛知のホタルマップ2005』によると実はこの公園、『ヒメボタル』の生息情報があるらしい。うーん、本当なのか。 甦れ!ヒメボタル (ここの情報では近所の公園の生息情報なし)

慣れるのもどうかと思うが

我が家の前の道は急激にカーブしているので、結構な頻度で曲がり損ねた車がご近所に突っ込む。大抵は真夜中、大音響が轟き渡り、外を見ると立ち往生した車が。 今夜は外車のピックアップ・トラック。引っ掛けた縁石大破。現在、トラックに積んで運ばれて行くところ。(朝になって見に行ってみたら、半固定式のガードレールが無茶苦茶になっていた。丈夫な車だな。) 幸い、いつも重傷の人は出ない様だが…

こちらも凄い

(続き) 商売気ならイエメン館も負けていない。「要らない」と手を振る日本人の男性の肩に手をのせてぐいっと引き寄せ、電卓を叩きながら「オッケー! ディスカウント!」とか言っている。ここが日本だということを忘れさせる位の、『向こうの市場はこんな風なんだろうな』感を作り出している。

行ってきました、愛・地球博。

先日の土曜日、万博に行ってきた。空港の駐車場でシャトルバスに乗るまで一時間待ちの盛況ぶり。今までの最高の人出だったらしい。 人気のマンモスやロボット、トトロの家は元より、行列の長い企業のパビリオンはパス。(行列の長くない)外国館を回る。それでも時間が足りなくて、アフリカやアメリカ大陸の国のパビリオンには行けなかった。 外国館は、各国の国民性が感じられて、その点興味深い。「自然の叡智」とか言う、分かる様な分からない様な万博のコンセプトに忠実であろうとした真面目な国もあったが、やはり全く無視している国の方がインパクトがある。ネパール館は凄いよ。パビリオンじゃなくて、民芸品屋を作ったと言っても過言ではあるまい。中にあるもの全て商品みたいで売る気満々。役人ぽい人は誰もいない。どう見ても全員店員だ。館内で踊りを披露しているのは、国立舞踊団とかじゃなくて、えらく普段着なその店員さんたち。他のパビリオンが閉館時間になって入館を断っていても、「テイクアウトも出来ます」と呼び込み、閉める気配が全くない。

たぶん違うと思うけど…

モダシンこと、Modern Syntaxさん『何に見えますか?』より: ハ 三エ三 アスキーアートや顔文字は、よく考えたなと感心するものがありますね。これを『絵』だと見れば、「アザラシの顔」かな? でも… 文字の繋がりが言葉として読めるときは、つい読んじゃうので、「ハエ」が頭から離れない。なんか両脇で羽がバタバタしているみたいなので… 解った! ラピュタの「フラップター」だっ! ハ ーーーーー 三エ三 最後のチャンスだ! ∀ \ すり抜けながらかっ攫え! /θ\ \___ ↑ パズー …違うな。

終戦のじゃないローレライ

三連休だった先週末、地ビールを出す店に行った。 ・犬山ローレライ麦酒館 「麦酒館」だからウリはビールのはずだが、昼はバイキング形式なので、高校生や子供会の集まりという感じの人たちでいっぱい。 有名な建築家、黒川紀章氏による設計なのだそうだが、このランチタイムの状況は想定されていないのか、音が反響して騒がしい。今度は夜行ってみたい。

夢で遭えたら

デジカメの商品企画を考えて何の意味があるのかと問われれば、御説ごもっとも、全く意味無いけど、考えちゃったものはしょうがない。という訳で、先回の続きを。 CONTAXブランドのカメラを買う人は、それに「普通」を求めていないだろう。大抵の人は高い価格のCONTAXを積極的に選んだりしないはずだ。大多数の人にはCONTAXブランドは求心力は無く、安売りをしてもCMをバリバリ打てる他社に勝てまい。「自分の客」に向けた商品にすべきだった。とてつもなく高価なCONTAXの一眼レフを買う人がどういう人かは想像できないが、高級コンパクトを買う人のことなら分からなくもない。何故って? あ、いや、その、それは… もしも自分のためにCONTAXがコンパクト・デジカメを作ってくれるとしたら、と妄想たくましくすると: ・レンズはカールツァイス ゾナーT* CONTAXならCarl Zeissは当然。電源スイッチ兼用レンズカバーを倒すと出て来る沈胴式。『CONTAX T』や、MINOXの様な雰囲気に。 ・絞り優先AE レンズ鏡胴の絞り環で操作。十字ボタンなんか付けてはいけない。興ざめだ。 ・マニュアル操作可能なAF 「オートフォーカス無し」だとちょっと辛い。 ・液晶モニター無し 先回そう言っちゃったから仕方ない。取りましょう。そうするとうまく撮れているかを確認できないし、メモリ節約のために失敗した画像を消すことが出来ない。でも大丈夫。↓ ・ハードディスク搭載 携帯オーディオ機器に入っているんだから、デジカメにも入れよう。もうフラッシュ・メモリにあと何枚入るかなんて考えない。条件を変更しながら連写する機能を付け、大容量のハードディスクにガンガン溜めて、失敗作は後で捨てる。 ・記憶方式はRAWデータ 普通はJPEGで記憶し、パソコンに移すだけでそのまま観れる。でもJPEGで記録するということは、既に「現像」された状態なわけで、デジカメ任せの「現像」が不適切でも「未現像フィルム」が無いから戻せない。いったい誰が責任取ってくれるんだ! 故に生のまま。うまく撮れているかいないか「現像」するまで判らないのも乙でしょう? ・ファインダーの中は、サイバーなディスプレイに デジカメですからね。EVF(電子ビューファインダー)にすれば、各種情報をユーザーに伝えることも出来る。光学ファインダーでもピント合わせ出来ないし、構図が分かれば良いでしょう。ピントが合っている場所を教えてくれれば、AFは無くても良いかな。 欲しいけど… 売れんわな。

さよなら、CONTAX

京セラはCONTAXブランドの高級デジタルカメラに特化するとしていた前言を翻してデジカメから撤退、銀塩カメラもCONTAXブランドの高級カメラを収束させる方針だと言う。これにより、『CONTAX』は消滅するものと思われる。(追記:ブランドを他社に売却するという報道もあるらしい。追記2:ブランドはカールツァイス社に戻るらしい。) 京セラ、デジカメ事業から撤退 銀塩カメラは「魔法の箱」だが、デジカメはただの「電化製品」だ。便利だが、味気無い。多数のライバルがひしめき合うデジカメ市場はともかく、 憧れのブランドCONTAXの銀塩カメラ撤退は寂しく、切ないものがある。銀塩カメラ自体がデジタルカメラに押されて市場が縮小しているのだから、仕方のないことではあろうが。 釣りのお供に使っているデジカメは100万画素クラスなので、釣り以外に使うものをもう一つ持ちたいとずっと思っていて店頭でいろいろ手に取ってはみるのだが、CONTAXも含め、欲しいと思えるものが全然無い。もっと必要に迫られれば、どれかは買うと思う。ドライヤーを買うとか、掃除機を買うとか、そういうものと同じ位の選び方で。そりゃぁ、機能的には驚異的によく出来てると思ってはいるけど、どれも同じ様な、何だかつまらない塊に見える。 どうであったならば気にいるかを時々考えてみるのだが、デジカメのデザインをつまらないものにしているのは、当然の様に付いているあの液晶ディスプレイなんじゃないかと思う。「何を馬鹿な、アレのおかげでデジカメが便利で人気なのだ」と笑われそうだが、特にCONTAXは、常識に縛られた消耗戦などせずに、アレ無しでなんとかする方法を考えるべきだったと思えてならないのだ。