ベトナム中部を旅してきた姉から、土産を受け取った。欲しいCDのリストを渡して、買ってきてくれと頼んでおいたのだ。
ちょうど旧正月テトの時期。あてにしていたCDショップも休みで、希望通りのCDを入手することは難しかった様だ。同じ歌手のCDを現地ガイドさんと探して買ってきてくれた。正規版を買うか、コピーを買うか訊かれたそうで、帰るときに万が一没収されてはかなわないから正規版を買って来てくれと頼んでおいたので、その線に沿って入手してくれたのだが…
ケースが壊れていたり、CDに指紋がベッタリ付いていたり、傷だらけだったりと、なかなかアジアンな感じ。日本だったら中古としても通用しないような状態だが、そこはベトナム風味ってことで。
買ってきてもらったCDは、
・Hong Nhung 2枚
・My Linh 2枚
・Thanh Lam 1枚
・My Tam 1枚
あと、VCDが一枚。欲しかったアルバムは自分でいくまでのお楽しみということにしておこう。
通勤途中に、イーオンの英会話のポスターが貼ってある場所がある。坂口憲二と加藤あいのポスターなのだが、あのドラマ仕立てのシリーズCM、キャストが替わったけど、坂口と水野美紀とはどうなったのでしょうかね。
そこには他に、金髪の女の子の写真を使った子供向けの英会話教室の『イーオンキッズ』のポスターが貼ってあって、実はそちらの方が気になる。何が気になるって、坂口憲二や加藤あいのポスターは、あんなCMの様に英会話を学びたいとイメージを自分と重ねさせようとするのが狙いだろうが、イーオンキッズの方は、受講しても金髪になったり欧米人顔になったりしないし、外国人講師の中には子供は居ない訳で…
このポスターの前で信号待ちをするとき、見たことがない人が家に入って来て驚く父親に、実はエステから帰った娘(直美)の役であるナオミ・キャンベルが答えた、あのCMの「ナオミよ〜」という台詞が頭に浮かぶのだ。
どうも当ブログの主旨が変わってきた気もするが、4月ぐらいには釣りがメインに戻るのではないかと…思ったり、思わなかったり。
先週の金曜日、自宅の家族から電話がかかってきた。なんでも、宅配便業者が荷物を持って来て、代引き料金が8千幾ら、と言ったのだそうだ。
「荷物が届くとは聞いていないので、今は受け取れない」とインターホン越しに言うと、「昨日の夜配達の予定だったけど手違いで遅くなった」と言ったそうだが、それでも受け取らなかったので、「また夜8時半頃、配達に来る」と去ったらしい。
荷物は本だと言ったそうだが、はて? なんかバックオーダーになっていたものがあったっけな。しかし、代引きなんて極力使わないようにしているし…。相当怪しそうだ。詐欺だったらもう来ないのだろうが、本当の宅配便業者を利用して送りつけるなんてこともあるのかもしれない。家族に気をもませてはいけないし自分で対応しようと、太極拳教室に行かずに帰ることにした。
結局、その夜も、翌日からも、その『宅配便業者』は現れなかった。しかし、感心するというか何というか。8千円ぐらいってのは専門書やDVDなんかを何冊か買ったりすれば、あり得る金額だし、あまり警戒されずに払う上限なのだろう。それに私をターゲットにするというのも、なかなかリサーチが出来ているではないか。前日に大学の名簿を買えという葉書が、大学と全然関係無いところから来ていたし(そんなもん、今更いるかよ)、個人情報が新たに名簿業者から出回っている様だ。
● ● ● ●
『魚釣り』というのは、言うなれば、魚に対する『詐欺行為』である。いま餌を食べていそうな奴を狙うとか、いつも食べていそうな餌に似せるとか、なるべく違和感を抱かせないとか、ちょっと焦らせたりして吟味の時間を与えないとか。まあ、やっていることは同じ様なものだ。サイモン&ガーファンクルの『コンドルは飛んでゆく』に、
僕は蝸牛になるより、雀になりたい。
そうさ。もし出来るなら。絶対になりたいんだ…
僕は釘になるより、金槌になりたい。
そうさ。もし出来るなら。絶対になりたいんだ…
という歌詞がある。私も、もし出来るなら魚になるよりも釣り師になる方が良いと思うが、詐欺師にはなりたくない。人を『食い物』にしないで、そして、何とかされずに生きて行きたい。金槌も、釘も、どちらも嫌だ。(でも、魚を騙すのは可。)
香港の話を聞くと、『TOMOKO GOES TO STUDIO』という曲で「あー、香港に行きたい!」と叫ぶ、種ともこ を思い出してしまう。検索してみるとオフィシャル・ホームページもあって、現役で活動中の様子。最近はどんな歌を歌っているのでしょうかね。
この人は香港に強い思い入れがあるみたいで、初期のアルバム『Ché Ché-Bye Bye』に、そのまんまの『相合傘の香港』、曲がつながっているから多分これも香港が舞台の『ねぼけてChina Town』がある。私は香港に行ったことがないから分からないが、これらの曲が実際の香港のイメージに近いかと言うと、何かちょっと違う様な…
このアルバムのタイトル・チューンになっている『謝々 Bye Bye』。中国語の「謝謝」の意味はご存知のように日本語で「ありがとう」で、私は去年の四月からラジオ中国語講座を聞くまでは、ずっとこれを「シェイ シェイ」と発音するものだと思っていた。大半の人はそうじゃないかな。種ともこ だってそう歌っているぞ。
でも、実は違っていたのである。知ってました? 「謝謝」は「シィエ シィエ」(に近い発音)だったのだ。我々の今までの『常識』は一体何だったのだろう。標準中国語以外で「シェイ シェイ」と発音する方言(?)があるのだろうか。誰か教えて下さい。
新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
明るい話題が多い年になると良いですね。相変わらず更新頻度は上がりませんが、また遊びに来て下さい。
2005年 元旦
wuqipiさんとこのホーチミンの中央郵便局の写真を見て思い出したのだが、ここで一番印象に残っているのは、手紙の封をしたり切手を貼るためのものと思われる糊。
『大和糊』みたいなものが豪快にドンブリ(?)に入れられて、あちこちに置かれていた。でもベトナムだから、『大和糊』じゃないんだろうな。
前出の韓国料理だけでは量が足りないし、賞味期限切れとなった乾麺を使ってしまおうということで、全然『韓流』じゃないけどベトナムの鳥の米麺料理『フォー・ガー』も追加された。自宅でリトルワールド状態。
フォーの本場はハノイらしい。いつかハノイで食べてみたい。
韓国料理のもう一品は、パジョン。
パジョン
クジョルパンの写真の上の方に写っているタレは、パジョンのためのもの。
巷を席巻する『韓流』が、我がファミリーにも韓国ドラマに乗ってやって来た。しかしそのドラマは『冬のソナタ』でも『美しき日々』でも『ホテリア』でもない。『宮廷女官 チャングムの誓い』だ。
勤労感謝の日のレジャー代わりにドラマにも登場する韓国料理を作ろうということになって、韓国宮廷料理にチャレンジ。二品作った韓国料理の内の一品が、クジョルパン。
クジョルパン
真ん中のクレープの様な、餃子の皮の様なものに具を挟んで食べるのだそうな。この『皮』は小麦粉と塩を水で溶いて焼くのだが、結構難しい。