COMPUTER

TonePort KB37 のノイズ問題、解決

録音するとノイズが入ってしまい、活用出来ていなかった TonePort KB37 だが、メーカーのサポートBBSに書き込まれていた情報によって問題の原因が特定出来きた。仮想化ソフト Parallels Desktop for Mac がインストールされていると正常に録音出来ない。アンインストールするとOK。 仮想マシンにUSB機器からの信号を横取りするための仕組みが悪さをするということだろうか。今にして思えば真っ先に疑うべきソフトな訳だが、ほとんど立ち上げることもなく、気が付かなかった。うーん、使うときだけインストールするか、VMWare などに乗り換えるか。この手のソフトは何かと使えそうで買うけども、結局ほとんど使わないんだよなぁ。 買ってからもう一年ぐらい経ってしまったが、これからは精々活用しよう。これで狭い机の上にオーディオインターフェースが二つも載っている状況が改善されるかといえば、高負荷時に音声再生が乱れて「ジーッ」といってビックリさせられるので、こいつに一本化出来るかどうか……。 他にも、音質が今一とか、無駄にデカくて圧迫感があるとか、その割にノブが少ないとか、鍵盤のプラスチックが薄くて押し込んだときの感触も悪いとか、ギシギシいうとか、時々暴走するとか、メンテナンス用ソフトのキャラクターが怖い猿だとか、多少気になる点もあるが、何処となくスチームパンクな姿が憎めないヤツである。

Flickr

写真共有サービス Flickr に参加して、自分の写真をアップしてみた。 http://flickr.com/photos/kusumoto/ Flickr は米Yahoo! が買収した写真共有サービスサイトで、(中国語や韓国語はあるのに)日本語の案内はないけれど、タイトルやらコメントやらに日本語を使うことが出来て、日本人のユーザも沢山いる。写真共有サービスや写真投稿サイトというものは国内にも幾つもあるが、どうせなら世界中の人と共有出来た方が面白そうなのでここにした。 膨大な数のメンバーにアップロードされた膨大な写真に埋もれ、我が写真が多くの人に観られる見込みはなさそうだが、やはり Flickr はいろんな写真が観れて面白い。日本人が撮った写真は傾向というか雰囲気が似ていて、日本人が撮ったなと大体分る。国内対象サービス(?)だと日本人の写真を見続けることになってしまう。それはちょっとつまらない。 ただ、日本人の写真にあまりコメントが付いていない様子を見ると、日本人の感覚が他の国の人に伝わらないというか、共感されないのだろうなと思う。外国人にうけないからといって、つまらない写真という訳ではない。それがもどかしい人は国内対象サービスの方が良いだろう。 写真を観るのにメンバー登録をする必要はないので、Flickr で写真観賞を楽しんでみてはいかが。

古き友よ、安らかに眠れ

日本の Macintosh 用ソフトウェア・ベンダー最古参と言えるエルゴソフトが、パッケージソフトからの撤退を表明した。 キヤノン販売がMacintosh を(無理矢理)日本語化したDynaMac には、エルゴソフトの EgBridge が付いて来た。当時の EgBridge は IM(昔風に言うと FEP、Windows 風に言うと IME)ではなく、純正の漢字Talkに先んじた「日本語化ツール」であった。それ以来 EgBridge は、日本語ワープロソフト EgWord と共にバージョンアップを繰り返して Mac OS X の時代となった今まで生き残ってきたが、とうとう表舞台から去る日が訪れた。 大きな OS の変更が行われると IM が不安定動作の原因になったりするので、誤変換率No.1の純正 IM「ことえり」を泣く泣く使う様になったが、 EgBridge や EgWord には長らく世話になった。物好きで捻くれ者の Macユーザーを支え続けたソフトたち、お疲れ様でした。

Nikon COOLSCAN V ED (2)

今はもう解決した(ような気がする)問題なのだが、COOLSCAN V EDでフィルムを読み取り、Digital ICE (傷/埃取り)を掛けると、薄い線が現れることがあった。掛ける前の画像には無いのだが。 最初は「何だこれ? Digital ICE と相性が悪い画像なのかな」と思ったが、複数の画像で同じ様な線が入るので、「まさか、スキャナーの中に埃か何か入っているんじゃないだろうな。埃にしてはフィルムのコマに対して大き過ぎる。レンズについているのか?」とストリップフィルムアダプタを抜き取ってみると、「って、本当にあるよ……」。読み取り窓部分に白っぽくて細い髪の毛みたいなものがビヨーンと出ている。 引っ張ってみたら、プチッと切れた。髪の毛にしてはちょっと脆過ぎる気もする。筐体が細く削れたものの様な…。まあ、深く追求しないことにした。その後は上手く読めているみたい。

Nikon COOLSCAN V ED (1)

一年間ぐらい、デジカメを買い替えたいと思っていた。今は釣りに持ってくために防水仕様のものを使っているのだけど、感度が低くて、夜の室内の撮影では上手く撮れない。フラッシュを焚いても色合いがおかしい。ホワイトバランスやら、露出補正機能を呼び出すのも幾つか手順を践まなくてはならず、面倒だ。釣り場の記録用にはこんなもんで構わないのだが、それ以外のシチュエーションでは不満が募るヤツである。 最近はデジタル一眼が大人気だが、自分があれを持ち歩いている様子が想像出来ない。『カメラ女子』ならいいけど、男で一眼レフを首から下げてその辺をウロウロしていても怪しくないのはキムタクだけだと思う。 という訳で、コンパクト・デジカメでをいくつか検討したが、どうも納得出来るものが無い。旅先で久しぶりにフィルムカメラも使ったらナカナカ良かったので、方向性を変えて、コンパクト・フィルム・カメラで写真を撮って現像し、フィルム・スキャナでコンピュータで読み込むことにした。 しかし、フィルムカメラが絶滅しそうな昨今、フィルム専用のスキャナの需要は少なくて、メーカは次々に撤退しており、もうニコンとエプソンしか残っていない。しかも、ずっとモデルチェンジしていない。フラットベッドタイプのスキャナでもフィルムの取り込みは出来る。そっちの方が安いし、高スペックの新型がどんどん出ているのだが、如何せん設置の場所を必要とする。カタログ上のスペックには現れてこないメリットも期待して、絶滅危惧種のフィルムスキャナの中から、Nikon の COOLSCAN V ED を購入した。 (続く)

トラックバック・ピープル、止めた。

サイドに表示させていたBlogPeopleのサービス、トラックバック・ピープルが、PRと称して広告リンクを貼る様になってしまったので、使うのを止めた。 まぁボランティアでやっている訳じゃなし、広告収入を増やす様にするのは先方にとっては当然の発想だろうが、こっち側からするとスパム・トラックバックと大して変らないよね。

TonePort KB37、その後

ウクレレ練習支援のため(?)に買った TonePort KB37 だが、録音中に「ジジジ…」という感じのノイズが時々入ってしまう。他のUSB機器と一緒に使うと問題があるのかとか、何かのソフトと相性が悪いんじゃないかとか、いろいろ付けたり外したりして試したが問題は解消出来ずにいる。(本当は、「演奏確認」にノイズが入っても支障はないのだが……。)機器が壊れているかというと、そうではないらしい。以前使っていた G4 Mac mini では正常に動作する。 TonePort シリーズは他のUSB機器では一般的ではない「アイソクロナス転送モード」でパソコンと通信を行う。(追記:一般的にオーディオインターフェイスはアイソクロナス転送モードを使い、別に珍しいモードではないらしい。)USBインターフェース用チップによっては、この通信要求を捌ききれなかったりするらしい。特に、Intelのチップセットには、このUSBのアイソクロナス転送モードに関してバグがあって正常に動作しないものがあるとのこと。この様なときはUSBインターフェースボードを増設しろとメーカーは書いているが、Mac mini には拡張スロットは無い。Intelの CPU を使用した Mac mini で正常に動作しないというアナウンスは無いのでこっちの問題なんだろうか。ともかく、なかなか気難しい機器であるらしい。 もう一つの手持ちのオーディオ・インターフェイスである UA-3FX は1チャンネルしかマイク入力出来ない。それが理由で Toneport KB37 を買ったのだったが、こうなったらこれを何とか上手く使う方法を考える。この機器、マイク入力は1チャンネルだがライン入力はステレオ録音出来る。つまり、マイク入力をラインレベルまで増幅してやれば良い訳だ。それに、幸いRode社のステレオ・コンデンサマイク NT4 はファンタム電源がなくても、乾電池で動作する。 マイクアンプを買うのも癪だと考えていたら、昔、学祭のPA用に4CHマイク・ライン・ミキサ(YAMAHA MV100)を買って、今も捨てずに取ってあることを思い出した。試しにこいつをステレオマイクとの間に咬ませたら、上手く行く。安物で、長い間通電もしていない状態では音質は期待出来ないが、この際、細かいことは気にしないことにしよう。将来こんな風に役立つとは思っていなかったな。 いつかパソコンを買い替えるまでメインの録音機能が使えない TonePort KB37。結構気に入っているんだけど。精々MIDIキーボード部を活用することを考えねば。 (関連リンク: TonePort KB37 のノイズ問題、解決)

スローライフ

かれこれ一週間以上ADSLが不調で、快適ネット生活は破綻。サポートと毎日お話しする日々。

社会復帰

愚痴を言ったら、仕事から帰ってきたら直っていた。「神様にもゴネ得」なんでしょうか。 ユーザー・サポートさんの話では、電話局内の設備を交換したらしい。いやー、ADSLってこんなに速かったんだな。いろいろ大変でした。

物欲の虜

最初は単に、自分のウクレレ演奏のチェックが目的だった。そこそこの音で録れるというボイスレコーダ用マイクを買ってコンピュータに録音、演奏を確認していた。折角だから楽器用マイクを買って、もっと良い音で録ってみよう。一つの楽器だけの演奏をモノラルで録ると空間の広がりがまったく無いから、そのうちステレオで録りたくなるのだろう。どうせマイクを買うなら最初からと、一月程前にRODE社のNT4を買った。 折角のステレオ・マイクなので、ステレオで録音してみたくなる。でも、手持ちのオーディオ・インターフェイスでは、マイクからは2チャンネル録りが出来ない。じゃあ、オーディオ・インターフェイスも買おう。NT4はコンデンサマイクだから、ファンタム電源付きで2チャンネル以上のものをあれこれ調べる。結局購入したのは、前からずっと気になっていたLINE6のTonePort KB37。外観がかなりツボで、鍵盤楽器はまったく弾けないのに、何か役立つんじゃないかと無理矢理自分に言い聞かせて。 届いた実物は、でかいプラスチックの塊という感じで高級感は無いが、組み合わせて使用する怪しいアンプ・シミュレータソフトGearBoxと共に、結構気に入った。だが、自分のコンピュータ環境では時々挙動不審になる、かなりの『じゃじゃ馬』。その辺りの話は、また今度。 次はこれに似合う密閉型のヘッドフォンが欲しいな。(←もう、目的を完全に逸脱。)やっぱり、これかな。