TonePort KB37、その後
ウクレレ練習支援のため(?)に買った
TonePort KB37
だが、録音中に「ジジジ…」という感じのノイズが時々入ってしまう。他のUSB機器と一緒に使うと問題があるのかとか、何かのソフトと相性が悪いんじゃないかとか、いろいろ付けたり外したりして試したが問題は解消出来ずにいる。(本当は、「演奏確認」にノイズが入っても支障はないのだが……。)機器が壊れているかというと、そうではないらしい。以前使っていた
G4 Mac mini では正常に動作する。
TonePort
シリーズは他のUSB機器では一般的ではない「アイソクロナス転送モード」でパソコンと通信を行う。(追記:一般的にオーディオインターフェイスはアイソクロナス転送モードを使い、別に珍しいモードではないらしい。)USBインターフェース用チップによっては、この通信要求を捌ききれなかったりするらしい。特に、Intelのチップセットには、このUSBのアイソクロナス転送モードに関してバグがあって正常に動作しないものがあるとのこと。この様なときはUSBインターフェースボードを増設しろとメーカーは書いているが、Mac
mini には拡張スロットは無い。Intelの CPU を使用した Mac mini
で正常に動作しないというアナウンスは無いのでこっちの問題なんだろうか。ともかく、なかなか気難しい機器であるらしい。
もう一つの手持ちのオーディオ・インターフェイスである
UA-3FX
は1チャンネルしかマイク入力出来ない。それが理由で Toneport KB37
を買ったのだったが、こうなったらこれを何とか上手く使う方法を考える。この機器、マイク入力は1チャンネルだがライン入力はステレオ録音出来る。つまり、マイク入力をラインレベルまで増幅してやれば良い訳だ。それに、幸いRode社のステレオ・コンデンサマイク
NT4
はファンタム電源がなくても、乾電池で動作する。
マイクアンプを買うのも癪だと考えていたら、昔、学祭のPA用に4CHマイク・ライン・ミキサ(YAMAHA
MV100)を買って、今も捨てずに取ってあることを思い出した。試しにこいつをステレオマイクとの間に咬ませたら、上手く行く。安物で、長い間通電もしていない状態では音質は期待出来ないが、この際、細かいことは気にしないことにしよう。将来こんな風に役立つとは思っていなかったな。
いつかパソコンを買い替えるまでメインの録音機能が使えない
TonePort
KB37。結構気に入っているんだけど。精々MIDIキーボード部を活用することを考えねば。
(関連リンク: TonePort
KB37 のノイズ問題、解決)