BICYCLE

奥美濃サイクリング(3) 登りの始まり

(続き) 158号線に突き当って、登りが始まる。ここから九頭竜ダムまでは予想以上にキツかった。 ここで初めて自転車乗りに出会う。九頭竜湖から下りてきた。これだけ趣味の自転車が流行っているのに、意外にも全然会わない。一向登る競技、「ヒルクライム」も人気らしいので、坂が大好物の人も結構居るとは思うのだが、この一帯の交通の便が悪いからだろうか。 九頭竜湖まで登りきって、158号線から離れて石徹白のイベント会場で買っておいた朴葉ずしで昼食。 九頭竜ダム Pentax Optio WP この脇道を行くと、トンネルの先の国道にまた合流する様だったので、そのまま進む。こちらが旧道ということなのだろう。すると、こちらにもトンネルが現れた。山の中のトンネルといえば怪談話が付き物で、この辺のトンネルにもそういった話があるみたいだが、調べるのは帰ってからと決めていた! Pentax Optio WP (続く)

奥美濃サイクリング(2) 下りはよいよい

(続き) やがて石徹白ダムを始め、いくつかのダムが現われる。この辺りになると渓相は、釣りをするのに楽しそう(釣れそう)なものではなくなっているのだが、道は下りなので楽々。 石徹白ダム Pentax Optio WP (続く)

奥美濃サイクリング(1) 石徹白川

石徹白 Fisher’s Holiday に参加する人に自転車とともに落してもらい、九頭竜湖経由、油坂峠越えのサイクリングをしてきた。 出発点のいとしろシャーロットタウン駐車場から石徹白川沿いに石徹白ダムまでは、美しい溪相を観ながら快走するそれはそれは楽しいコースだった。チョー気持ちいい。 Pentax Optio WP (続く) 

ルート開拓

月に一度くらいは更新しないとということで。嗚呼、旅行記はいつになったら完結するのか。 このところ運動不足気味。自宅から ond° に行く道が自転車ではちょっと危い感じなので、新しい道を開拓すべくウロウロする。農道やら、企業の私道みたいなところを通り、迷路を彷徨う。辿り着いたが、次に行くときに覚えているだろうか……。 ついでに、尾張広域緑道の終点、朝宮公園まで行ってみる。朝宮公園には埴輪がいっぱいあるイメージだったのだが違うらしい。変なモニュメント(?)があった。

コロちゃん

LUMIX DMC-GF1 / LUMIX G 20mm F1.7 ASPH. 大島の来島海峡大橋の近くにある道の駅「よしうみいきいき館」にいる人気者、コブダイのコロちゃん。水槽の他の魚はたぶん食用だが、このコロちゃんだけは長生き。芸は身を助く。

しまなみ海道 (5)大島 その1

(続き) 朝、同行者達のレンタサイクルの手続きを終えて、8時半頃に宿を出発。とうとう、しまなみ海道の橋を渡る。自転車乗りの聖地と言うから、日本中から集まった自転車乗りが数珠繋ぎに……と思いきや、それ程ではなかった。 LUMIX DMC-GF1 / LUMIX G 20mm F1.7 ASPH. 来島(くるしま)海峡大橋は、第一橋、第二橋、第三橋から成る全長4Km超のしまなみ海道最長の橋である。この旅行の間、都合三回自転車でこの橋を渡るのだが、宿の目の前に在って最初に渡ったこの橋があまりに立派なので、他の橋の印象は正直薄い。 橋を渡ると、そこは大島。まずは道の駅に寄ってから、景色が良さそうで比較的楽な島の西側を北上するルートを取る。 LUMIX DMC-GF1 / LUMIX G 20mm F1.7 ASPH. バラ園で休憩して、店で GIANT 提供の空気入れを借りる。ほぼ海沿いの、楽々ルートだったが、泊から急激に立ち上がる田浦峠越えでヘトヘトに。「しまなみ島走Book」には「ママチャリにはキツイ!」と書いてある。ママチャリじゃなくてもキツイわ。随分、押して歩いた。坂の途中、お年寄りが「若い人は元気で良いのぉ」と言っていたけど、この坂を自転車を押して登れるだけでも相当なものだと思う。都会のお年寄りなら、そのまま天国に行ってしまいそう。 死にそうな思いをして登ったら、下りは快走、快適。これを降りたら昼飯だ! (続く)

しまなみ海道 (4)ベースキャンプ

(続き) LUMIX DMC-GF1 / LUMIX G 20mm F1.7 ASPH. 散策の最後に明日から渡る来島海峡大橋を糸山公園から眺め、宿に戻る。今回の旅行の宿に選んだのは「サンライズ糸山」という、この橋のたもとにある施設。自転車乗りの要望に答えた便利な設備があり、ここでレンタサイクルもやっている。 しまなみ海道を走るのに素晴しい立地ではあるが、ここに連泊すると毎日ここまで戻ってこなくてはならないということになる。荷物を全部背負って移動すれば今治から尾道まで行けるけども……。帰ってきてから分ったのだけど、その辺の問題は認識されている様で、「荷物らくらく便」という試みもされているとのこと。 LUMIX DMC-GF1 / LUMIX G 20mm F1.7 ASPH. (続く)

しまなみ海道 (3) 海賊と烏賊族の海

(続き) 「しまなみ海道」は、かつて村上水軍の縄張りであった。村上水軍のことは詳しくないのだけど、この旅行の少し前にテレビで、小説『村上海賊の娘』について著者の和田竜と女優の杏が対談する番組をやっていて、「へぇー。世の中ではそんな小説が流行っていたのか。これは杏主演で映画撮りそうだな」と思いながら観ていた。 初日はまだ橋を渡らずに、四国側をぶらりと。来島(くるしま)村上家の根城だった、来島を眺める。 LUMIX DMC-GF1 / LUMIX G 20mm F1.7 ASPH. 『村上海賊の娘』の能島(のしま)村上家の能島もそうだが、よくこんな小さい島の城(と言うか砦)が機能するなぁという印象だ。激しい潮流があればこそなんだろう。 海岸を走るとアオリイカ狙いの釣り師がちらほら。墨跡もあちこちに。アオリイカ狙いにはもってこいのこのエリア。だが今回の旅行では、捌いて部屋を墨で汚すことは出来ないし、レストランに調理してくれとも言えないしで、釣りをするのは泣く泣く諦めていた。その点は民宿だったら良かったんだけども。もっとも次の日からは、日のある内は走るのに忙しいし、夜は疲れているしで、釣りは出来そうにもなかったが。 (続く)

しまなみ海道 (2) 自転車を送る

(続き) しまなみ海道を走るのにあたって、自転車をどうするか決めなければならない。この地区はレンタサイクルのサービスが非常に充実していてクロスバイクもあるし、必要ならロードバイクも借りられるところもある。現地で借りた方が苦労が少ないけど、やっぱり愛車で走ってみたいなぁ(年賀状用の絵的にも)と。 我が折りたたみ自転車は高級品ではないので、とっても重い。輪行も何度かしたこともあるが、愛媛まで自分で持っていくのはちょっと無理。そこで、「サイクリングヤマト便」というので送ってみることにした。サイクリングヤマト便は、日本サイクリング協会の会員向けにヤマト運輸が行っている、自転車を送ることが出来るサービスである。本当のJCA会員になるには結構お金がかかるので、CJ+会員というのになった。 実は、サイクリングヤマト便という制度を使わなくても、普通のヤマト便(注:宅急便ではない)で送れることが分った。そして、私の自転車の場合はそちらの方が安いのである……。それぞれの送り方で自転車の扱われ方が同じなのか、よく分らない。向うから通常のヤマト便で送ったら脱着式の荷台がひん曲って届いたが、それはたまたまなのかも知れないし。 LUMIX DMC-GF1 / LUMIX G 20mm F1.7 ASPH. (続く)