BICYCLE

しまなみ海道 (1) 自転車乗りの聖地

自転車に「趣味」と胸を張っていう程真剣に取り組んでいる訳ではないが、今回の旅行はサイクリストの聖地、「しまなみ海道」に行った。 「しまなみ海道」とは本来、広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ「西瀬戸自動車」の愛称(である「瀬戸内しまなみ海道」の略称)なんだけど、自転車乗りにとっては、自転車で通行可能な自動車道の橋で繋がれた島々全体が「道」という認識である(多分)。ちなみに、西瀬戸自動車は橋以外は自転車では走れない。 (続く)

浜名湖一周

:https://www.flickr.com/photos/kusumoto/13983451247/lightbox/ 去年のゴールデン・ウィークは自転車で渥美半島を走ったので今年はどうしようかと考え、浜名湖を一周してみることにした。今迄の実績からすると結構な距離だが、浜名湖には大雑把に言って東半分には「浜名湖周遊自転車道線」なる道があって、走り易そうだから、まあ何とかなるだろうと。 もう一つ、今迄と違ったことをしてみようと、アウトドア用ガスコンロを持っていき、コッフェル(ナベ)でインスタント・ラーメンを作って食べるというプランを実行してみることにした。(釣りのときにやってみようとずっと思っていたのだが、ちょっと嵩張るんで先延しになっていた。) 舘山寺地区にある宿を9時40分ぐらいに出発。自転車道を探すが、最初から分らない。それらしき道を走っていると、案内もなく途切れてしまって放り出される。ロード乗りのお兄さんを見付けて付いていくとえらい坂道を登らされ、ここじゃないよなぁということがしばしば。サイクリング・ロードは作ったが、そこを走ってもらうという努力はしない、そんなもん知るかという姿勢らしい。 走り始めたころは本当に一周して戻ってこられるか少々不安だったが、一般道を多く走った所為で思ったよりペースが早く、昼飯に想定していた地点「洲の鼻」に早めに到着して湖畔でラーメン作りを敢行。上の写真はそのときのもの。 湖西市に入ってからは大半は街中(?)で、一層順調に弁天島に到着。ここまで来ればもう安心。下調べのときには気が付かなかったのだが、湖西市も「自転車はここを通れ」という設定をしているらしく、それに従っていればもっと湖を観ながら走ることが出来たのかもしれない。 浜名湖は潮干狩りに来ている人が一杯。装備も本格的な人が多かった。あと今、浜名湖花博をやっているのでガーデンパーク辺りで車は大渋滞だった。 宿に戻ったのは3時半ぐらいだったか。ほぼ全ての自転車に抜かれながらの、約6時間の自転車旅だった。

大縣神社 梅園

LUMIX DMC-GF1 / LUMIX G 20mm F1.7 ASPH. 今年の花粉の飛散量は多くないと聞いていたが薬の飲み方が不味かったみたいで、本格的に飛び始めた頃に症状が強く出て自転車に乗るのを躊躇していたけど、このところよく薬が効く様になったので、昨日恐る恐るチャレンジしてみることに。 この神社の梅まつりも今日まで。今年はよく保っている方だと思うけど、流石に盛りは過ぎている感じ。もう今週末には桜が咲いて、春があっという間に駆け抜けて行く。

知多・渥美しらすの旅 (4)

二日目。篠島でまだ見ていない場所を自転車で時間まで出来るだけ廻ってから伊良湖に高速船で渡る。今回の旅は、旅先としては「篠島」だが、自転車趣味の立場から見れば渥美半島のサイクリングがメインとなる。 今回は伊良湖から三河田原駅までのコース。三個所に分断されたサイクリングロードも利用する。 LUMIX DMC-GF1 / LUMIX G 20mm F1.7 ASPH. 港すぐ横の道の駅を出発して伊良湖ビューホテルの横あたりまでは登りがキツく、既にバテバテ。坂を降りてサイクリングロードに入って快適・・・という感じでもなかった。海岸沿いのサイクリングロードなので波や風の影響か道に砂利や小石などが多いし、舗装もあまり良い状態ではない。車道から海岸へ向う道がちょくちょく交差しているので一時停止のポールが立っていて走り難い。 そうはいっても、綺麗な海を見ながら走れるのはやはり良い。さて、そろそろ何処かで昼飯を・・・と思うのだが、サイクリングロードを走っていて一般道沿いにあるであろう店から離れているので、腹減ったと思いながら赤羽港まで我慢。赤羽港の道の駅のレストランに行ってみると人が並んでいて、すぐに食べられそうにない。それではと他の店を探して、近くの「鈴木屋」に入る。だが、それが裏目に出た。ゴールデンウィークで人手が足りてないのか、客が多すぎるのか、食事にありつくまでに結構時間がかかった。 LUMIX DMC-GF1 / LUMIX G 20mm F1.7 ASPH. 前日に篠島の宿で魚料理を沢山食べたので、実を言うと魚以外の昼飯にしたかったのだが、鈴木屋さんは鰻をメインにした魚料理の店だったから(もう店を替える気力がなかった)、しらす天丼なるものを食べた。しらすを食べ続けた二日間だった。 道を間違えながら三河田原駅を目指す。駅が見えてきたら電車がもうホームに入っていて、慌てて自転車を乗せることを告げて乗りこむ。先に書いた様に豊橋鉄道渥美線はサイクルトレイン。そのまま乗せ、豊橋で自転車をたたんで名古屋鉄道に乗り換えて帰った。

知多・渥美しらすの旅 (3)

LUMIX DMC-GF1 / LUMIX G 20mm F1.7 ASPH. 篠島は愛知県で唯一「日本の夕陽百選」に選ばれた夕陽の名所である。天気も良いし、観ない手はなかろうと時間を合わせて宿を出た。日の入りが夕食の時間直前だが、自転車の強みでギリギリまで粘った。高台から観るので坂道との戦いになる。一年前とは違い坂道対策に24段変速に改造済み・・・でも、やっぱり坂道は大変だ。 さすが篠島。夕食、翌日の朝食に、「しらす」や「じゃこ」が出た。しらすの料理は基本シンプルだけど、朝食に出た飛騨の朴葉味噌風に温める味噌和えが変っていたかな。味噌も篠島自慢の食品なのだそうだ。

知多・渥美しらすの旅 (2)

公式 Twitter ページによると、篠島のゆるキャラ「しらっぴー」は恋人(?)の「しらっぴーな」と共に今年度も活動をしているらしい。4月4日以降書き込みが無かったので、てっきり倉庫行きかと思っていたのだが。この一月は中の人の引継ぎ&特訓期間だったのだろうか。 ゴールデンウィークに遠出をし損ね、また近場の旅行になってしまった。県内の旅行で地味な感じは否めないので、また自転車を持って行き、篠島から伊良湖に渡って渥美半島を走ってみることにした。 去年の日間賀島はこんもりした地形で、周縁の道で一周するのは良いが中に行くと坂が大変という感じだった。篠島はというと、高い所は細い未舗装の山道になってしまい、自転車で走るのには一層不向きである。こんなところにわざわざマイ自転車を持ち込むやつはそうはいないだろうと思いきや、結構居たな。 LUMIX DMC-GF1 / LUMIX G 20mm F1.7 ASPH.

サイクル・トレイン

去年のゴールデンウィークは日間賀島に行ったが、今年はその隣の篠島に。その話はまた書くとして、自転車を輪行袋に入れることなく列車に乗せることが出来る、『サイクル・トレイン』をはじめて利用した。 折りたたみ自転車なのであまり必然性はないのだが、話の種にと。

花見ポタリング中

ハンドル、換えました。「なんちゃってブルホーン」から本物に。 この日は良い天気だったな。東北あたりは今が見頃だそうだけど、こっちはもうすっかり桜の木は緑色に。

内津峠越え日帰りツーリング2

(つづき) 信濃屋から、今回のメインイベント(?)「内津峠越え」のために走り出す。峠直前まで国道19号線を使うので、まずは19号目指すべきところ、この日は曇りで方向が掴めずに大回りしてしまう。19号に辿り着いたことろはもう登りが始まっていて、反対車線の歩道を峠を目指して登る。 19号を殆んど使うことがない自分にとっては「内津峠」は中央自動車道のパーキングエリアの名前というイメージで、あくまで車で行く(通る)場所であって、自転車で目指すという発想は今まで無かった。だから、自己満足ではあるが、自転車で越えてみるというのは悪戯的でちょっと面白いと思った。それだけの理由というのも何なので、多治見で何かないかなと探した信濃屋と組合せてルート計画が出来た。 我が体力と機材(折りたたみ自転車)では、坂道はキツい。もっと普通の、ロードバイクとかマウンテンバイクなら楽なんだろうなと考えながら、ゼイゼイ、ヒイヒイ登る。日頃こんな運動はまったくしないのだけど、意外と長く続けれるものだと、ちょっと感心してしまう。これが足で走ってだったら、倒れると思う。きついことはきついけど、数日前に入鹿池に行ったときに登った、野口からの坂よりはずいぶんマシだ。あれは辛かった。途中何度も押して歩いたな。 19号がトンネルになる数百メートル手前で、細い道に折れる。多分、ここが元の「下街道」なんだろう。急な傾斜を登っていくと、とうとう一番高いらしいところが見えてきた。あそこを越えれば、後はお楽しみの降りだ! これで目的は達成した。降り始めはペダルを漕ぐ必要もなく、快調に飛ばす。ただし、高速安定性に欠ける小径車なので、「かっ飛ばす」という程は出せないが。春日井の街に入ってきたところで、雨が降り出した。天気予報では持つと聞いていたのだが。どこか喫茶店あたりで少し雨宿りしてもいいと思ったが、ここまで来たら一気に家に向うことにした。雨は少し強くなったが、無事自宅に到着。その後も降り止まず、さらに雨足を強めた。雨宿りしてなくてよかった。