ウクレレ教室の先生のバンド、Manoa Rainbow のディナー・ショウが始まるまでの時間調整に、犬山の町をうろうろ。より高感度のフィルムを装填するため、残りのフィルムを消化しようと写真を撮る。犬山は思った以上に面白いところで、なかなか楽しめた。
そのフィルムを現像に出して受け取ってみると、また多重露光されたコマが……今度は一杯ある。巻き上げが上手く行かないときがあるみたい。楽しみにしていた被写体の写真も失敗作に。前はフィルムの装填の仕方が不味かったのだと思ったのだが、どうもそういう訳ではなさそうだ。カメラの故障? 初期不良なのか?
メーカーに送ってみるべきかと悩んでいて、はたと操作方法に問題がある可能性に気が付いた。バッグに出し入れしているときに、巻き戻しボタンを押してしまっているのかもしれない。BESSA-R の巻き戻しボタンは底面の凹みの中にあるのだが、押す面がカメラの底の面とほぼ同じ高さで、これを押してしまっていることは充分考えられる。この凹みに蓋をするとか、何か押し難くする工夫をしてみることにする。
犬山には写真の撮り直しに行かなくちゃ。
BESSA-R / CANON 50mm F1.8 II / DNP CENTURIA 400
BESSA-R / CANON 50mm F1.8 II / DNP CENTURIA 400
CONTAX T2 / FUJIFILM SP 400
日本の Macintosh 用ソフトウェア・ベンダー最古参と言えるエルゴソフトが、パッケージソフトからの撤退を表明した。
キヤノン販売がMacintosh を(無理矢理)日本語化したDynaMac には、エルゴソフトの EgBridge が付いて来た。当時の EgBridge は IM(昔風に言うと FEP、Windows 風に言うと IME)ではなく、純正の漢字Talkに先んじた「日本語化ツール」であった。それ以来 EgBridge は、日本語ワープロソフト EgWord と共にバージョンアップを繰り返して Mac OS X の時代となった今まで生き残ってきたが、とうとう表舞台から去る日が訪れた。
大きな OS の変更が行われると IM が不安定動作の原因になったりするので、誤変換率No.1の純正 IM「ことえり」を泣く泣く使う様になったが、 EgBridge や EgWord には長らく世話になった。物好きで捻くれ者の Macユーザーを支え続けたソフトたち、お疲れ様でした。
『魁!! 男塾』
つ:「わしがウクレレガールであるーっ!!」
うーむ…。
今はもう解決した(ような気がする)問題なのだが、COOLSCAN V EDでフィルムを読み取り、Digital ICE (傷/埃取り)を掛けると、薄い線が現れることがあった。掛ける前の画像には無いのだが。
最初は「何だこれ? Digital ICE と相性が悪い画像なのかな」と思ったが、複数の画像で同じ様な線が入るので、「まさか、スキャナーの中に埃か何か入っているんじゃないだろうな。埃にしてはフィルムのコマに対して大き過ぎる。レンズについているのか?」とストリップフィルムアダプタを抜き取ってみると、「って、本当にあるよ……」。読み取り窓部分に白っぽくて細い髪の毛みたいなものがビヨーンと出ている。
引っ張ってみたら、プチッと切れた。髪の毛にしてはちょっと脆過ぎる気もする。筐体が細く削れたものの様な…。まあ、深く追求しないことにした。その後は上手く読めているみたい。
BESSA-R / CANON 50mm F1.8 II / FUJIFILM PRO400
この写真は今までのものと違って正方フォーマットにトリミングしてある。GX100 に対抗した訳ではなく、フィルム巻き上げにに失敗して右側三分の一ぐらいが次の写真と重なって露光されてしまっているので切り捨てたのだ。どうもフィルムを装填したときに、フィルムのたるみをきちんと巻き取っていなかったのが原因らしい。負惜しみ的に正方フォーマットにしてみたが、元々こういう構図で撮るつもりじゃなかったので、ちょっと無理がある感じ。
他にも続々失敗している。マニュアルカメラ BESSA-R は何でも自分で設定しなくてはならない。超基本である合焦忘れは(ほぼ)無くなったけど、フィルム感度設定ダイヤルを合わせ忘れるミスをやってしまった。フィルム感度設定は露出量のガイドに使われるだけで、それを無視して自分でシャッタースピードと絞りを決定していれば設定が間違っていても影響は無い。けど便利なんで気が付いたときは結構それをあてにして撮った後だった。全て露出量表示に従って撮っていたなら増感現像を依頼すれば良いが、ガイドを無視したのもあるのでそうもいかない。そのときのフィルムはリバーサルだったので、写っていないコマが沢山あることを覚悟していた。
現像されたフィルムを見たところ、意外と多くのコマが真っ黒けにならずに写っている。喜んで帰ってライトボックスの上でルーペを覗くと……。右下がぼんやりしたコマがいっぱい。画角内に自分の指が入ってしまっているのだ。絞りリングの操作を親指と中指で行って、人差し指を前に伸ばしていたのだろう。レンジファインダーカメラでは、レンズの前に指が懸かってしまってもファインダーからは見えない。
せめて、こういう単純なミスは早く無くしたい…。
暫くフィルムカメラで集中的に撮影をしてきて思うのは、やはりデジカメは便利だという事だ。現像上がりを待つ必要が無いし、失敗もすぐわかって録り直しが出来る。フィルムのスキャンはいろいろ調整しなくてはならないので、とても時間がかかる。それに、フィルムカメラで撮れば撮るほど、フィルム代や現像代が嵩む。
もはやデジカメの解像度は充分に高く、これ以上増えても扱い難くなるだけだと思う。デジカメは写真芸術の道具として不足ないものになり、フィルムカメラに対して多くの点で優位に立った。ただし、現像されたリバーサルフィルム(ポジフィルム)をルーペで覗いたときの「感動」を、デジカメ環境は今のところ提供出来ていないのではないか。
CONTAX T2 / FUJIFILM Velvia 100
リバーサルをルーペで見ると、写っているものに立体感があり、まるでフィルムの中にミニチュアの世界が閉じ込められている様だ。しかしプリントしたり上の写真の様にスキャナーで読み取ってディスプレイに表示させると、「3D画像」が普通の「絵」になってしまう。今までリバーサルフィルムを使わなかったことをもったいなく思う。
CONTAX T2 / FUJIFILM NATURA 1600
BESSA-R / CANON 50mm F1.8 II / DNP CENTURIA 100