失敗続き

BESSA-R / CANON 50mm F1.8 II / FUJIFILM PRO400
この写真は今までのものと違って正方フォーマットにトリミングしてある。GX100
に対抗した訳ではなく、フィルム巻き上げにに失敗して右側三分の一ぐらいが次の写真と重なって露光されてしまっているので切り捨てたのだ。どうもフィルムを装填したときに、フィルムのたるみをきちんと巻き取っていなかったのが原因らしい。負惜しみ的に正方フォーマットにしてみたが、元々こういう構図で撮るつもりじゃなかったので、ちょっと無理がある感じ。
他にも続々失敗している。マニュアルカメラ
BESSA-R
は何でも自分で設定しなくてはならない。超基本である合焦忘れは(ほぼ)無くなったけど、フィルム感度設定ダイヤルを合わせ忘れるミスをやってしまった。フィルム感度設定は露出量のガイドに使われるだけで、それを無視して自分でシャッタースピードと絞りを決定していれば設定が間違っていても影響は無い。けど便利なんで気が付いたときは結構それをあてにして撮った後だった。全て露出量表示に従って撮っていたなら増感現像を依頼すれば良いが、ガイドを無視したのもあるのでそうもいかない。そのときのフィルムはリバーサルだったので、写っていないコマが沢山あることを覚悟していた。
現像されたフィルムを見たところ、意外と多くのコマが真っ黒けにならずに写っている。喜んで帰ってライトボックスの上でルーペを覗くと……。右下がぼんやりしたコマがいっぱい。画角内に自分の指が入ってしまっているのだ。絞りリングの操作を親指と中指で行って、人差し指を前に伸ばしていたのだろう。レンジファインダーカメラでは、レンズの前に指が懸かってしまってもファインダーからは見えない。
せめて、こういう単純なミスは早く無くしたい…。