個人レッスンなので、他の生徒さんがどんな曲を弾いているのかはあまり知らない。演奏会があると「あの人はこの曲が好きなんだな」とか、「こういう曲もウクレレに合うな」とか分って、なかなか面白いものだ。
皆さん、演奏前には曲名を紹介してくれるのだけど、よく知っている曲じゃないとすぐ忘れてしまって、後から何だったっけ?となってしまう。うろ覚えの単語を使って検索してみるが上手く行かない。でもメロディーは覚えていたので、鼻歌を歌うと検索してくれるサービスを使ってみた。その結果は……。
そうそう、これですよ。しかもトップに来ているじゃないの。凄い技術ですな。それに我が歌唱力(鼻歌力)も満更ではない……と言いたいが、第二候補がBOΦWYって。
今日はクラチウクレレのクリスマス会だった。我が演奏の今回の出来は、70点というところか。(あくまで練習時と比べての出来なので、この点が100点だったとしても、大したことはない。)夏の「惨敗」を受けて、いきなり新曲で挑むのを封印して二回の月例演奏会で「予行演習」を行った割には微妙な感じであるが、とりあえず今夜はウクレレのことを忘れて眠れそうだ。(赤点でなけりゃまぁ良いや、みたいな。)
難しいコードが無くてテンポもスローで曲が短くて覚え易いものをと、“To You Sweetheart, Aloha”を弾くことにしたのであった。それだけ「弾ける」ことを重視したのは、「弾ける」ということの上に音楽的な工夫を載せる余裕を持ちたかったからだけど、ハードルを下げたはずのに「そんな余裕はない」という感じ。音楽家への道程は遠いなぁ。
CONTAX T2 / DNP CENTURIA 400
日曜の27日、蟹江町の一番街商店街のイベント『Aloha de 一番街』にクラチウクレレ教室の一員として参加。先生と14人の生徒で2曲を合奏した。毎度お約束で弾き間違えてしまったけど、今回は皆がいるから間違えても全然平気。
我々は皆、基本的に個人レッスンなので合奏するレパートリーは無いのだが、司会のお姉さんが「素敵な演奏ですね。もう一曲御願いします」と無茶振りをするので、先生が一人で一曲弾いてその場を繕う。
自分たちが演奏したのは5時前ぐらいだったけど、その前に地元の子供たちの太鼓や、後にフラ教室の人たちのフラがあったり、夜は倉知先生たちのハワイアン・バンド Manoa Rainbow の演奏などがあって、盛り上がっていた。
今日はクラチウクレレ教室の夏の演奏会だった。
今回の出来は35点。這い上がれ!落合ドラゴンズと俺。
本日の中日: 巨7-3中(6日) 巨人、逆転勝ちで貯金3
ボウリングをやっていて右手を見たら、親指の爪に大きなヒビが入っていた。ウクレレ弾けないじゃん。
とりあえず、それ以上ヒビが広がらない様にソロリソロリと3ゲームを投げ切り、低粘度の瞬間接着剤を流し込んで固定してみた。凄いな「瞬間」。ちゃんとくっ付いてる。
差し当たって夏の演奏会の練習に支障がないが、爪が伸びて爪切りを使ったら接着面が外れそうだし、本番の頃にヒビの位置が微妙な位置に来そう。今からピックを使う練習をした方が良いのだろうか……。
前回 “Latin Composer” と紹介した先生たちのバンドだが、ハワイアン・バンドとして活動するときの名前は “Manoa Rainbow”。メンバーは3人ということで、正確には名前を替えているだけではない様で、3人による別ユニットということかな。
この金曜に、劇団四季の劇場前に移転した Kalapana であったライヴも行ったんだけど、先ずは一ヶ月前の名鉄百貨店でのイベントの写真から。
BESSA-R / CANON 50mm F1.8 II / DNP CENTURIA 400
名鉄の催物会場のステージは、バンド演奏はともかく、フラの人たちには狭過ぎる様に思われる。
後半はバンド “Latin Composer” のライヴ。我らが倉知師匠も楽器をギターにチェンジ。 BESSA-R / CANON 50mm F1.8 II / FUJIFILM FUJICOLOR 100
左のベースは高橋幸保さん。右のギターは中山進さん。パーカッションの方は東京にいるということで、K-onnの店長、甲斐さんが最後の曲(だったかな?)にカホンでサポート。
一月余り犬山祭ネタで引っ張った後、その翌日のコモドでのライヴについて書くか、それともゴールデンウィークにあった最近のライヴについて書くか悩んでいるうちに、どちらも古い話になってしまったので、心置きなく古い方から。
4月6日に春日井の Cafe Comodo で、我がウクレレの先生、倉知誠氏のバンド “Latin Composer” のライヴがあった。前半は倉知氏のウクレレ・ソロ。
BESSA-R / CANON 50mm F1.8 II / FUJIFILM FUJICOLOR 100
ウクレレと言うと、我々の年代だと牧伸二のイメージが強い、と言うか、それしか思い浮かばないという状態で、もう少し若い人になると今度は高木ブーのイメージになる様だ。高木ブーのウクレレはとても真面目なものなのだが、如何せん「ザ・ドリフターズ」のイメージが強く、ウクレレにはどうしてもコミカルなものという印象がつきまとう。ただ、最近はフラなどのハワイのカルチャーが日本でも人気となり、(両氏のお笑い芸を見かけることも少なくなったこともあって)状況が変りつつある様だ。
ウクレレ・ソロというのは簡単に言うと、他の楽器を用いずにウクレレ一本だけで演奏するスタイルのことである。ウクレレはギターに比べ弾ける音域が狭く、音量も小さい。音の伸びは少ないし、深さでも全然敵わない。それでも逆にウクレレの音はギターには出せないのであって、ウクレレの演奏にはギターと違う独自の美しさがある。
テレビを見ていると、CMなどに和み系であるウクレレの音が頻繁に使われていることに気付く。ただそういうときのウクレレの音は大抵「弱々しい可愛らしさ」を便利に利用した感じで、自分はウクレレ・ファンでありながら聴いても嬉しい気持ちになれない。先生の演奏にはそういう「か弱さが武器」という様なところは無く、斯く弾きたいものだと聴く度に思う。こういう先生が教えてくれる場所が近くに有って良かった。多分、ここじゃなかったらとっくに辞めてたと思う。
今日の演奏会の我が出来は散々なもので、しばらく危なかしくも何とか破綻せずにきていたが、また『墜落率5割』状態に戻りつつある。
今日はクラチウクレレ工房にプロの演奏家である海田明裕さんが来られて、海田さんの演奏を楽しみにやって来た人が多かったのだろう、月例演奏会にしてはい大入りだった。それと、つい無意識に(勝手に)教室の評価を下げては行けないとプレッシャーを感じるらしい。で、失敗する。
どうも進歩がないな。丁度一年ぐらい前だったと思う。教室の演奏会にケーブルテレビの取材が入って、インタビュー撮影後の演奏で、途中で運指が全く思い出せなくなり、弾けなくなってしまった。番組でどんなことになってしまっているのか心配だったが、後で考えると当然だけど、自分が演奏しているカットは全く使われていなかったので、その心配は杞憂であった。
緊張しない様になれば弾けると言っても、実際には緊張しなくなるなんてことはないと思う。現実的な対策先はここじゃない。緊張しててもそこそこ弾けるときはある訳だし。この二回の失敗は他にも共通点がある。しばらく練習した曲が指の動きの記憶だけで何となく弾けてしまう様になって、演奏会でもそうやって弾いたことだ。これを変える必要があるのだろう。
今日のは「お灸」。手を打つべし。さもないと、また一年後も同じことを書いていることになるに違いない。