内津峠越え日帰りツーリング2
(つづき)
信濃屋から、今回のメインイベント(?)「内津峠越え」のために走り出す。峠直前まで国道19号線を使うので、まずは19号目指すべきところ、この日は曇りで方向が掴めずに大回りしてしまう。19号に辿り着いたことろはもう登りが始まっていて、反対車線の歩道を峠を目指して登る。
19号を殆んど使うことがない自分にとっては「内津峠」は中央自動車道のパーキングエリアの名前というイメージで、あくまで車で行く(通る)場所であって、自転車で目指すという発想は今まで無かった。だから、自己満足ではあるが、自転車で越えてみるというのは悪戯的でちょっと面白いと思った。それだけの理由というのも何なので、多治見で何かないかなと探した信濃屋と組合せてルート計画が出来た。
我が体力と機材(折りたたみ自転車)では、坂道はキツい。もっと普通の、ロードバイクとかマウンテンバイクなら楽なんだろうなと考えながら、ゼイゼイ、ヒイヒイ登る。日頃こんな運動はまったくしないのだけど、意外と長く続けれるものだと、ちょっと感心してしまう。これが足で走ってだったら、倒れると思う。きついことはきついけど、数日前に入鹿池に行ったときに登った、野口からの坂よりはずいぶんマシだ。あれは辛かった。途中何度も押して歩いたな。
19号がトンネルになる数百メートル手前で、細い道に折れる。多分、ここが元の「下街道」なんだろう。急な傾斜を登っていくと、とうとう一番高いらしいところが見えてきた。あそこを越えれば、後はお楽しみの降りだ!
これで目的は達成した。降り始めはペダルを漕ぐ必要もなく、快調に飛ばす。ただし、高速安定性に欠ける小径車なので、「かっ飛ばす」という程は出せないが。春日井の街に入ってきたところで、雨が降り出した。天気予報では持つと聞いていたのだが。どこか喫茶店あたりで少し雨宿りしてもいいと思ったが、ここまで来たら一気に家に向うことにした。雨は少し強くなったが、無事自宅に到着。その後も降り止まず、さらに雨足を強めた。雨宿りしてなくてよかった。