今月から演奏会の曲をチェンジ。雨の中、アラン・ドロン主演映画「太陽がいっぱい」のテーマ曲を弾く。
初回の出来は、大崩れはなかったから55点ぐらいか。それにしても、他の生徒さんの演奏が少ないなぁ。来月に備えて秘密特訓中?
バオバブたちに「いい加減、起きろよ」といったら聞こえた様で、芽が出て来た。もう一つの鉢も出そうな感じ。
二週間前に良い思いをした川に、今週末も行った。そして、前回大きい魚を釣った少し上流で、良型を釣り上げた。普通ならば「二回連続でこの釣果、もうヘボ釣り師の称号は返上なんじゃないの?」なんて思うところだが、その釣り上げた魚を見て脳裏に浮かぶ言葉は———
例えば魚屋の店頭に並ぶ同じ様な大きさのサンマを三匹買って来て、あなたは後から「これが一番右にあった魚」というように見分けがつくだろうか。一般的に魚というのは個体識別をするのが難しいものだと思う。(築地に行けば、人間の顔を識別する様にサンマの顔を識別できる人に会えたりするんだろうか。)
ところがイワナという魚は個体差が激しい。まず、生息している地域によって体の模様や色合いが違う。あまりに違うため、現在共通して「イワナ」と呼ばれているものは、以前は幾つかの別の魚種だとされていた程だ。また、川によっても差がある。現在は養殖されたイワナを幾つもの河川に放流するため、河川固有のイワナというものは消滅したところも多いだろうが、餌を接種する条件が厳しい川のイワナは体が細いなどその川の状態を反映する。そして、同じ川で釣り上げても、イワナは一匹一匹が妙に個性的なのだ。
釣り上げたイワナを掬い上げたネットから出したとき、私は既視感に襲われた。いや、これは「既視感」なんかじゃなくて……。何処がと言われると答え難いのだが、二週間前に釣った「泣き尺」イワナと似ている。「ひょっとしてお前、この間のヤツじゃないの?」
この場合、腕前が上がったというより、単にこのイワナが釣られ易いということになる。でも、そんな魚がキャッチアンドリリース区間でもないこの川でここまで大きくなれるんだろうか。いやそれどころか、よくもこの二週間抜かれずにいられたということになる。「まさかな。」と思いながらこの魚を流れに返した。
家に帰って来て、そのイワナの写真を見る。一緒に写っているロッドが実寸になるまで画像を拡大し、魚の大きさを測ってみた。測定結果:29.4cm。やっぱりお前、この間のヤツだろ。
寂しい状態のバオバブの鉢。暖冬で無事冬を越したものの…葉っぱを落とす「冬眠」が遅かったからなのか、ちっとも新芽が出て来ない。
渓流釣り師にとっての「大物」の目安として、「尺物」という言葉がある。体長が1尺(=30.3cm)を越えるという意味だ。「大物」の定義は魚の種類によって違い、例えばブラックバスが30cmだったとしても、そいつは大物とは見なされない。その魚のよく釣れるものに比べて大きく、なかなかお目にかかれないサイズということになるのだろう。大物の魚を表す言葉は面白くて、アイナメの場合、「ポン級」という。ビール瓶の様だというところから来ているらしい。
川にとどまって生きている渓流魚も、理屈の上では尺を越えてどんどん大きくなることが出来るはずではあるが、川に十分な餌があり、他の魚の競争に勝ち続けてそれを確保した上、外敵(主に人間)をかわし続ける必要がある。1尺とは人間の感覚の都合によるサイズだけども、「越え難い壁」となかなかマッチしているらしい。それで、自分が通う川ではなかなか出会えない。いや、正確に言うと、その川に居るのだが、他の釣り師との競争に負けて、私が釣ることが出来ていないだけらしいが。
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昨日は、近年稀に見る釣果を上げた日であった。支流の小渓流だったのに、条件が良かったのだろう。数も良かったが、サイズも良い。中でも一番大きかった魚がこいつ。
自分は「尺ハンター」ではなく、釣れる魚は20cmを越えればまあ満足という感じなのだけれど、やっぱり大きいのが釣れれば、それはそれで嬉しい。とっても嬉しい。「おっ、これはいったかな?」と思ったが、ぎりぎり下回っている様だ。岩魚はひょろっと長くなることも多いけど、こいつは体高もあってなかなか立派。無粋なメジャーをどけてもう一枚写真を撮ろうとしていたら、自分でフライを外して帰って行ってしまった。
※ 泣き尺:「尺物」にあとちょっと届かなかった魚のこと。泣いているのはもちろん、「尺物」を釣り上げることを夢見ていた釣り人である。
もう五月も半ばを過ぎ、どんどん気温が上がって来た。これからは夜中、部屋の窓を開けたままウクレレの練習をすることになる。近所迷惑にならない様に弦を弱く弾いて練習しているといざ強く弾こうとしても上手く弾けないので、「サイレント」なコンサートがあったら良いなと思う今日この頃。
ソプラノ・サイズのソリッドは持っているのだが、自分はピエゾの音があまり好きではなく、結局ほとんど使っていない。エレアコのピエゾ出力を自然な音にするエフェクタが各社から出てるので、一番安いものを買ってみた。
・KORG ToneWorks AX3A 結構使えそう。たぶん、楽器の個性は消されてしまうんだろうけど。
最近、サウンドハウスに貢ぎまくり。ここは変な箱に梱包してくることで有名。
ビョークのニューアルバム『Volta』のジャケット画像を見る度に、何かに似ていると思っているのだが、思い出せない。
とりあえず、バラクーダ号船長のダイスが乗るロボノイドにも似ていると思うけど、ちょっと違う。うーん…、これかな。どんな内容だったか殆ど忘れたな。ちなみに、正しくは「オットリッチ」だとか。
…ひょっとしたら、ROUND1のボウリング・ピンの着ぐるみかもしれない。なんか、ビョークがヒロシに見えて来た。
去年、シーズン最初の渓流釣りがゴールデンウィークまで遅れて「こんなこともあるんだなぁ」と思ったが、結局今年も同じになってしまった。それにしても、この時期の渋滞には参るね。
雪が多くて春が遅れた去年とは打って変わって、暖冬で極端に雪が少なく、春が早くやって来た。雪解け水が少ないからなのか行った釣り場は水位が低くてちょっとやり辛かったが、魚の活性は去年よりも高く、小さいながらもぽつぽつ釣ることが出来た。
釣れる魚のサイズが毎年小さくなっている気がする。場所の開拓も重要だが、やはりもうちょっと早く起きていかないと、人に勝てないな。
最初は単に、自分のウクレレ演奏のチェックが目的だった。そこそこの音で録れるというボイスレコーダ用マイクを買ってコンピュータに録音、演奏を確認していた。折角だから楽器用マイクを買って、もっと良い音で録ってみよう。一つの楽器だけの演奏をモノラルで録ると空間の広がりがまったく無いから、そのうちステレオで録りたくなるのだろう。どうせマイクを買うなら最初からと、一月程前にRODE社のNT4を買った。
折角のステレオ・マイクなので、ステレオで録音してみたくなる。でも、手持ちのオーディオ・インターフェイスでは、マイクからは2チャンネル録りが出来ない。じゃあ、オーディオ・インターフェイスも買おう。NT4はコンデンサマイクだから、ファンタム電源付きで2チャンネル以上のものをあれこれ調べる。結局購入したのは、前からずっと気になっていたLINE6のTonePort KB37。外観がかなりツボで、鍵盤楽器はまったく弾けないのに、何か役立つんじゃないかと無理矢理自分に言い聞かせて。
届いた実物は、でかいプラスチックの塊という感じで高級感は無いが、組み合わせて使用する怪しいアンプ・シミュレータソフトGearBoxと共に、結構気に入った。だが、自分のコンピュータ環境では時々挙動不審になる、かなりの『じゃじゃ馬』。その辺りの話は、また今度。
次はこれに似合う密閉型のヘッドフォンが欲しいな。(←もう、目的を完全に逸脱。)やっぱり、これかな。
一週間前、春日井の Cafe Comodo でウクレレの演奏をして来た。
教室主催の演奏会以外でウクレレを弾くのは初めて。毎月行っている「飛び入り演奏会」というもので、プレイチャージを払って演奏するので、まあ、カラオケみたいなものか。いつもなら緊張するところだけど、体調が悪過ぎ、弾くのがやっとで緊張している余裕(?)が無かった。いつもより出演者が少なかった様で、それも良かったのだろう。
飛び入り演奏会はともかく、面白いライヴがよく行われている様なので、お近くの方は一度覗いてみては? お店の方の素晴らしいジャズ・ヴォーカルを聴けるかも。発熱しているときに鳥肌が立つレベルの歌を聴くと、ゾクゾク度が2倍。今度は体調が良いときに聴きたい。