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座間味島へ (2) ポイント探し

(続き) 那覇市 泊ゆいまち LUMIX DMC-GF1 / LUMIX G 20mm F1.7 ASPH. 乗ることが出来る船の都合で那覇の泊港の魚市場などで時間を潰して、座間味島に着いたのはもう夕方だった。民宿にチェックインして、夕飯までの間に釣りのポイントを探しに出掛ける。明日は暗い時間からアオリイカ釣りを始めるつもりだから、日のあるうちに感じを掴んでおきたい。幸い、沖縄は日が沈むのがこちらより遅いので、まだ大丈夫だった。 まずは港の中から。沖縄のコンビニで去年買った本に紹介されているイカ釣りポイントに行ってみたが、墨痕がない。アオリイカなどを釣り上げたとき怒ったイカが墨を吐くので、コンクリートなどに残った墨痕はそこがイカが釣れる場所であるという有益な情報となる。それが無いということは……。いきなり、前途多難の気配。ひょっとしてシーズン外してる? こうなると、港内以外のポイントも探さなくてはならない。港から離れて歩いていると、釣竿を持っている人を発見。しかも、どうやらエギングをしているみたいだ。良かった。イカは釣れるんだな。 近寄ってみると、その人は他の観光客に釣れたアオリイカを見せているところだった。こちらで言う春アオリの様に巨大ではなく、秋アオリのサイズだが、これくらいでも卵を持っているそうだ。沖縄で「シルイチャー」、「白イカ」と呼ばれているイカはこっちのアオリイカとちょっと違うのか、温暖な海では多様性を見せる様になるのか分らない。自分も釣りに来たことを伝え、ここでの釣りについて訊いた。親切な方で、快く教えてくれた。 さあ、明日の早朝から挑戦開始だ。 (続く)

座間味島へ (1) 愛知の敵を沖縄で討つ

今年のアオリイカ釣りは、春秋共に全然駄目であった。どっちも1、2回、潮回りや風の条件が良くない、日中にしか行けなかったにしても、年間0杯というのは情けない。今年も沖縄に行く計画があって、しかも本島から座間味島に渡ることになったので、「これはエギングの道具を持って行かなくてはなるまい。ここで一気に逆転。それはもうデッカい親アオリをバンバンとだな」ということになった。 自分の島での行動を釣りメインで考えて、イカだけじゃなくて、いまいち実釣と雑誌で仕込んだ知識のイメージが合わないイシミーバイ(や、何か分らないが大物対象)のフライ・フィッシングも再挑戦することにした。流石にこの時期は海パンでのウェーディングは辛そうなのでウェーダーも要るだろうしという感じで装備が多くなり、本島での行動日もあったので、邪魔な釣り道具一式は宅急便で宿に送って、また向うから送り返すことにしたい。座間味島への旅行者は大半がダイバーで、機材を宿やダイビング・ショップに送っておくというのは珍しいことではないらしく、おかげで数日前に宿へ問合せたらあっさりOKと言われた。(それは良かったのだが、そもそも宿泊予約が取れてなかったのにはビビった。) こっちではもう陸っぱりのアオリイカ釣りシーズンは終ってしまっているけど、沖縄ではこれかららしいということはネットで調べた。問題は、沖縄でどんな風にアオリイカを釣るのか知らないことだった。港内ならこっちとあまり変らないと思うが、リーフ内は浅く、すぐ根掛りしそう。同じエギングでも、何か特別な工夫のあるエギを使うのだろうか。表層の釣りになる? 考えても分らないので、行っていろいろやってみるしかあるまい。 那覇市 農連市場 LUMIX DMC-GF1 / LUMIX G 20mm F1.7 ASPH. (続く)

flickr の Yahoo! ナビゲーション・バーを消す

先日リニューアルして格好良くなった flickr が、今日からページのトップに Yahoo のナビゲーション・バーを表示する改悪を行なった。まぁ事情は分らなくもないが、そんなことをしていたら反感を買ってユーザーが離れていってしまう。「角を矯めて牛を殺す」というやつだ。 こちら を参考にさせてもらってユーザースタイルシートを作って Safari に適用し、ナビゲーション・バーを消す。 no-yahoo-navi-bar.css: <code class="css"> body.with-eyebrow { padding-top: 49px !important; background-position: 0% 0px !important; } body.with-eyebrow #eyebrow { display: none !important; } body.with-eyebrow #global-nav { top: 0px !important; } </code>

知多・渥美しらすの旅 (4)

二日目。篠島でまだ見ていない場所を自転車で時間まで出来るだけ廻ってから伊良湖に高速船で渡る。今回の旅は、旅先としては「篠島」だが、自転車趣味の立場から見れば渥美半島のサイクリングがメインとなる。 今回は伊良湖から三河田原駅までのコース。三個所に分断されたサイクリングロードも利用する。 LUMIX DMC-GF1 / LUMIX G 20mm F1.7 ASPH. 港すぐ横の道の駅を出発して伊良湖ビューホテルの横あたりまでは登りがキツく、既にバテバテ。坂を降りてサイクリングロードに入って快適・・・という感じでもなかった。海岸沿いのサイクリングロードなので波や風の影響か道に砂利や小石などが多いし、舗装もあまり良い状態ではない。車道から海岸へ向う道がちょくちょく交差しているので一時停止のポールが立っていて走り難い。 そうはいっても、綺麗な海を見ながら走れるのはやはり良い。さて、そろそろ何処かで昼飯を・・・と思うのだが、サイクリングロードを走っていて一般道沿いにあるであろう店から離れているので、腹減ったと思いながら赤羽港まで我慢。赤羽港の道の駅のレストランに行ってみると人が並んでいて、すぐに食べられそうにない。それではと他の店を探して、近くの「鈴木屋」に入る。だが、それが裏目に出た。ゴールデンウィークで人手が足りてないのか、客が多すぎるのか、食事にありつくまでに結構時間がかかった。 LUMIX DMC-GF1 / LUMIX G 20mm F1.7 ASPH. 前日に篠島の宿で魚料理を沢山食べたので、実を言うと魚以外の昼飯にしたかったのだが、鈴木屋さんは鰻をメインにした魚料理の店だったから(もう店を替える気力がなかった)、しらす天丼なるものを食べた。しらすを食べ続けた二日間だった。 道を間違えながら三河田原駅を目指す。駅が見えてきたら電車がもうホームに入っていて、慌てて自転車を乗せることを告げて乗りこむ。先に書いた様に豊橋鉄道渥美線はサイクルトレイン。そのまま乗せ、豊橋で自転車をたたんで名古屋鉄道に乗り換えて帰った。

知多・渥美しらすの旅 (3)

LUMIX DMC-GF1 / LUMIX G 20mm F1.7 ASPH. 篠島は愛知県で唯一「日本の夕陽百選」に選ばれた夕陽の名所である。天気も良いし、観ない手はなかろうと時間を合わせて宿を出た。日の入りが夕食の時間直前だが、自転車の強みでギリギリまで粘った。高台から観るので坂道との戦いになる。一年前とは違い坂道対策に24段変速に改造済み・・・でも、やっぱり坂道は大変だ。 さすが篠島。夕食、翌日の朝食に、「しらす」や「じゃこ」が出た。しらすの料理は基本シンプルだけど、朝食に出た飛騨の朴葉味噌風に温める味噌和えが変っていたかな。味噌も篠島自慢の食品なのだそうだ。

知多・渥美しらすの旅 (2)

公式 Twitter ページによると、篠島のゆるキャラ「しらっぴー」は恋人(?)の「しらっぴーな」と共に今年度も活動をしているらしい。4月4日以降書き込みが無かったので、てっきり倉庫行きかと思っていたのだが。この一月は中の人の引継ぎ&特訓期間だったのだろうか。 ゴールデンウィークに遠出をし損ね、また近場の旅行になってしまった。県内の旅行で地味な感じは否めないので、また自転車を持って行き、篠島から伊良湖に渡って渥美半島を走ってみることにした。 去年の日間賀島はこんもりした地形で、周縁の道で一周するのは良いが中に行くと坂が大変という感じだった。篠島はというと、高い所は細い未舗装の山道になってしまい、自転車で走るのには一層不向きである。こんなところにわざわざマイ自転車を持ち込むやつはそうはいないだろうと思いきや、結構居たな。 LUMIX DMC-GF1 / LUMIX G 20mm F1.7 ASPH.

知多・渥美しらすの旅 (1)

愛知県内の有人の島は、佐久島、日間賀島、篠島の三つ。昨年、県の事業でこの三島のPRに力を入れていて島の名前をよく耳にした。その内、篠島には行ったことが(たぶん)無く、去年の日間賀島に続き、コンプリートを目指してゴールデンウィークに行ってきた。 県から予算が付いたのか、三島それぞれにゆるキャラがあって、佐久島は「あさりん」(大あさり)、日間賀島は「たこみちゃん」(たこ)、そして篠島は「しらっぴー」(しらす)という、それぞれの島の名産に由来するキャラクターなのだが、実物は島を訪れた際にも見たことがない。ひょっとすると、キャンペーンが終ったから県庁の倉庫の中なのかもしれない。 ということから分る様に、篠島の「売り」は、しらすなのである。やはり篠島に来たからにはしらすを食べなくてはならない。そういう訳で、上陸一発目の食事はこれ、生しらす丼。 LUMIX DMC-GF1 / LUMIX G 20mm F1.7 ASPH. 新鮮だからだろう。臭みも無くて、つるっと完食。

くゎーし!くゎーし!

2012年 那覇 CONTAX T2 / FUJIFILM NATURA 1600 沖縄は買い食いが楽しい。東南アジアでは屋台で買い食いは怖いけど、ここでは安心して。