FIAT Panda Cross 4x4 納車

前の会社のリースアップ車を買い取って長く乗ってきた車の塗装がやられて来ていて、そろそろ買い替えるかと考えていたが、いざ選ぶとなると、欲しくなる様な車はあまりない。Jimny が良いなぁと思っていたけど、高齢の親を急遽乗せなくてはならない事態もあるかもと考えると、Jimny はないのかと思ったり。あと、人気ありすぎて、街に溢れてるし。

渓流釣りにいったときにFF車でスタックして苦労したことがあって、一人で釣りに行くことを考えたらやっぱり四駆だよなとか、小さい車が良いとか、そんな条件を満たす、心ときめく車として FIAT の Panda Cross をチェックしていた。でもこの車は時々限定車として少量入ってくるだけで、コロナの影響か、ここ数年それもなかった。 2024年にBEVにモデルチェンジすることが告知されていて、もう日本の正規ディーラーでガソリン・エンジン車を売ることはないだろうと思っていたら、昨年11月末に販売の発表が。「Pandaの最終モデル」だそうだ。

そうか、売り出しちゃったか… じゃぁしょうがないなと来店予約して見に行ったら、「この車は契約済みで試乗出来ません。もう今回発売分は全車日本に届いていて、割当分は契約も進んでいて残り少ないですがどうしますか」ってことになって、その場で試乗もしないで契約することに。

この車はマニュアル・トランスミッションしかなくて、自動車学校の卒業以来、AT車しか乗っていないので、準備に時間をとって納車を1月末に設定した。そしてその日はやってきた。  

 

過去二回の国内発売のときは、それぞれ黄色、青みがかった灰色のポップなカラーの設定だったが、今回は深い緑と灰色と、イタリア車なのに地味なものからしか選べない。展示車の「フォレスタグリーン」はピンと来なかったので「マエストログレー」にしたが、前の車と被っていて、新鮮味に欠けるのが難。以前と同じ色を避けたのだと思うけど、それなら白を入れてくれれば、パンダらしくて良かったのにと思う。これもノーマル Panda との被りを避けたのだろうか。

慣れないMT車の運転ゆえ、初心者マークがわりにMT車アピールのマグネット・ステッカーを貼っている。Panda だから、パンダの絵の…