曲を覚えるという事 4
楽器が弾けるということの到達点は何だろうか。実現性を無視して究極的目標を考えてみると、自分にとってのそれは「頭の中で鳴らした音楽を、鼻歌でも歌う様に、苦も無く実際に演奏して再現出来る」ということだ。
現世で実現出来る自信はないが、一応、方向だけはそれを目指すということで、そっち向きで暗譜の練習方法を考える。
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曲のメロディーを覚えて、鼻歌で歌うことが出来る様にする
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楽譜を見ることなく、メロディーを音名で歌える様にする
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覚えたメロディーを楽譜にすることが出来る様にする
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楽譜を見ることなく、メロディーのみの演奏が出来る様にする
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何も見ずに、メロディーの楽譜にコード・ネームを書き加えることが出来る様にする
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各コードのディグリー、機能を書くことが出来る様にする
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伴奏として弾くコードの音を、音符としてメロディーの楽譜に書き加えることが出来る様にする
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楽譜を見ながら、完成形で弾ける様にする
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何も見ずに、完成形で弾ける様にする
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以上を第1項より繰り返す
「一年の計は元旦にあり」というが、もう三月も結構過ぎてしまっている。でも、レッスンは四月から始まったので、まだ遅くないということにして、この一年はこんな方針で練習をして行……きたいなぁ……。