内津峠越え日帰りツーリング 1

此の所、運動不足の解消のために自転車でちょっと長い距離を走っている。春分の日で会社が休みになった先週の水曜日に、一月ほど前から考えていながらも体調が悪いときがあったりで実行出きないでいたルートを走ってみることにした。岐阜県の可児市まで輪行し、そこからまず多治見市まで。食事をして、内津峠を越えて愛知県に入って自宅まで走って帰って来るというコース。凄い距離という訳ではないので、「自転車乗り」にとっては「ツーリング」という程のものではないのだろうが、自分にとってはおそらく今までで最長のルートになる。

土日ではなく祭日なので、工場勤務の人など通勤している人も結構いるであろうので、通勤時間帯は外して出発。自宅近くの駅で自転車を折りたたんでいると…「あ、しまった」。忘れものをしたのに気が付いた。重い我が自転車の輪行を楽にするために、脱着可能なキャリアー(荷台)にキャスターを取り付けたのだが、それを装着せずに来てしまった。仕方がない。駅の中をエッチラ・ホッチラ、担いで移動。

名鉄の新可児駅から多治見の目的地である、うどん屋まで一時間程掛かった。さて、楽しみの食事だ。実は計画実行がこの日になったのは、行きたかったこの店「信濃屋」が日曜、月曜、火曜の、週休三日だからだ。土曜日に予定が入っていたり天気が悪かったりでなかなか行けなかった。メニューは「ころかけ」、「温かいうどん」、「支那そば」の三種類のみで、素朴ながら拘りの麺類を出す、地元でとても有名な店らしい。
 

信濃屋

 
着いたのは11時40分ぐらいだった。お店の開店時間は11時30分のはずだが、(狭い)店内はもういっぱいで、しばらく並んで待つ。割と早く入ることができ、ころかけを注文。下調べでは、出てくるまでに結構待たされる様なことが書いてあったので時間潰しの為に本まで持ってきたが、これまた割と早く出してくれた。つるっと食べ終ってしまったので、追加で謎の「支那そば」の小も頼んでみる。
 

支那そば

 
うむ。「中華そば」でもなく、「ラーメン」でもない。何とも説明し難い味なのだが、今思い出してみると、また食べたくなってきた。

(つづく)