暫定的解決
LUMIX DMC-GF1 / LUMIX G 20mm F1.7 ASPH.
Snow Leopard 環境で今までの様なブログ更新環境を維持するために悪戦苦闘していたが、一応それが出来そうである。
自前で Movable Type を立ち上げ、ローカルの静的ファイルを他のサーバーにアップロードするという変則的な運用をしている。Movable Type のバージョンは 3.34 で、データ保存方式は Berkeley DB。この 3.34 と Snow Leopard 環境の XML-RPC 絡みの相性が悪いらしくて、ecto 等のブログ・エディタでデータを送受信する際にエラーが出てしまう。
これには、Snow Leopard に入っている Perl のバージョンが今までのものより新しいことが関係している様だ。/usr/bin を見ると、Snow Leopard には 5.10.0 と 5.8.9 の、2バージョンの perl が入っていた。CGI を少しでも古い方の 5.8.9 で動かすために MT の各 cgi ファイルの先頭行を
#!/usr/bin/perl -w
から
#!/usr/bin/perl5.8.9 -w
に書き換える。これでブログ・エディタが Movable Type からデータを取り出す方はエラーが起きなくなったが、アップロード時は駄目だった。
データが壊れてしまうので Snow Leopard では使用するなという Mac 用ブログ・エディタがあることからして、どうやら Snow Leopard で XML-RPC か シリアライズ関連の API の動きが変ったらしい。そこで、Java で書かれたジャストシステムの xfy Blog Editor の無償版を使ってみたら、送信も出来た。
Movable Type のバージョンアップも考えたが、 Berkeley DB は 4 からサポートされなくなり、さらに最新バージョンの 5 では MySQL を走らせてデータ保存しなくてはならない様になったらしい。どんどん敷居が高くなっている。長期間生き残りそうな環境として Movable Type を選んだのだが、確かに消えてはいないけど、かなり思惑とずれている感じ。
苦労して調べて設定してもうまくいく保証もないし、とりあえずこのまま xfy Blog Editor で更新するという運用を行なってみるつもりだ。さて、これでやっと新しいことが出来る。