教則本つながり


先回はムビラの教則本の話だったが、今回はマンドリン。


近所の図書館の新着コーナーで見つけてあったバオバブの栽培方法を書いた本を借りようとしたら、貸し出し中であった。残念。借りようと思っていたもう一冊の、『図で解る正しいマンドリンの弾き方』はまだあった。バオバブ本はまた今度にして、こちらを借りて来る。


この本はラウンド・マンドリンの教則本で、まだ発刊されたばかりの様だ。今のところマンドリンを弾く予定(?)はないのだけど、本が放っている雰囲気がいい感じだったので、読んでみたくなったのだ。英文と和文が並記されていて、外国の教則本を翻訳したものかと思ったが、著者は日本人だった


マンドリンは4対8本の金属弦を張った、主にピックを使って弾く楽器で、ナイロン弦をもっぱら指で弾くウクレレとは違う。しかし、同じ撥弦(はつげん:弦を弾く)楽器であり、弦を振動させる方向による音色の違いの説明を読むと、参考になる共通点があると感じる。ウクレレには肩肘張らない親しみやすいイメージがあるけれど、その辺が仇となってか、弦の振動方向を追求する様なアプローチの教則本は見たことが無い気がする。この本に書いてあることは、ウクレレ弾きにも役に立ちそう。