ガンダルフ、復活

先月の岩手釣行の最終日、Kawagarasu ロッドのティップを折ってしまった。

私のこのロッドは「Okina-1」という銘で、IT長者と近頃離婚したらしい奥菜恵とは関係なく、民具を作るために保存されていた年代物の竹で作られているので、それから連想される「翁」(爺様)から来ているそうだ。

普段は自作ロッドを使うのであまり出番が無く、同行者に貸したりしていた。岩手では「里帰り」という意味と、高い交通費をかけて来ているのでクオリティーの高いロッドを使って少しでもチャンスを増やそうと、このロッドを使っていたのである。あまりに雑に扱い過ぎたかな。

真横にボキッと折れてしまえばどう仕様もないが、接合面が多くとれる壊れ方だったのでそのままそっと持ち帰り、直してみた。使ってみたところ、キャスティングもランディングも問題ない(と私には感じられる)。あー、良かった。長生きしてね。

この爺様、『指輪物語』のガンダルフの様にパワーアップして甦って私の腕の無さを補ってくれる訳はなく、先回遊ばれてしまった魚(?)に、又してもあしらわれてしまい…。くっ、今度こそ釣ってやるからな。


イワナ




直したといえば、ウェーディング・シューズも再び修理した。私の場合、フエルト・ソールがすり減る前にいつも靴の側面の縫い目の糸が擦り切れて、分解してきてしまうのだ。何でだろう? 歩き方が悪いのか…。

こちらの修理もうまくいった様だ。せっかくソールの交換が楽にできる高い靴を買ったのに、張り替える前に本体が駄目になったら意味無いよ。