ミニサイズ・ミー
…とマックが言ったかのかどうか知らないが、マックがミニサイズになって登場した。
・Mac
mini
ディスプレイ分離モデルとしては、生産『休止』となった
Cube
以来久しぶりの省スペース型。現行のラインナップの中に『リーズナブル』なモデルが見つからず、初代
iBook
から更新出来ないでいた私としては嬉しい製品だ。で、ご購入に。
キーボードやマウス、ディスプレイを別に用意しなければならないが、どのみちMacに付属するキーボードやマウスは気に入らないので、他の機種を買った場合にも買い替えることになったはずだ。別売りの方がゴミが増えなくて良い。ディスプレイも、iMac
G5
の20インチ・モデルの様にバカデカくなく、17インチ・モデルの液晶より高品質なものが選べる。
正方形のデザインから
Cube
を連想する人が多いと思うが、私はロジック・ボードの画像を観て、以前使っていた
LC III
を思い出した。LC III
はスリムな『ピザ・ボックス』スタイルで、外見だけでなく内部もシンプルで美しいモデルだった。やっとあの頃の、要求性能と実装技術のバランスが戻って来たんだなと思う。
次のモデルの
LC 475
で、採用した FDD
の都合か、フロッピー差し込み口のデザインが変更になり、その後は CD-ROM
ドライブを内蔵する必要が出来たり、CPU が PowerPC
になったりで、デザインが段々おかしくなっていった。それから iMac
が登場するまで、Mac
のデザインは散々だった。
Mac君、もう「スーパーサイズ・ミー」とは言わないでほしい。そういえば昔、『Fat
Mac』という通称のモデルがありましたね。