イノシシ VS. ビルダー

先日『アートヴィレッジぎふ』にT.Craftの土屋さんを訪ねたとき、バンブーロッド・ビルダーの吉田さんも来ていて、二日前の台風でブースのテントの屋根に溜まった雨水を土屋さんと落としているところだった。土屋さん、吉田さんと三人で、どの屋台のエスニック料理を食べたかで盛り上がる。

ガンガンいろいろ食べたという、そんな吉田さんを紹介した記事が『ケリー』増刊号の『agim.(アギム) 秋号』東海版に載っていると最近知り、当然早速入手した。

吉田さん
吉田さん



吉田さんは名古屋に工房を構えるビルダーで、記事でも紹介されている様に日本産の真竹を使用している。記事は日本中で荒廃していく竹林に向き合う職人の紹介という点から書かれていて、あまり専門的な事は書かれていないが、(吉田さんのロッドを通じて真竹に)「世界的に著名な竹竿作家も興味を持ち、依頼に応えて何人かには日本から送った」という送り先とは、実は日本からもオーダーが殺到しているあの…おっと、出しゃばったまねは止めておこう。

全国的に出回っている雑誌ではない様な気がするが、東海地方のフライフィッシャーは本屋で『agim. 秋号』を探してみてはいかがだろうか。

吉田さん、記事では「イノシシの食害と戦いながら真竹の良さを世界に発信」となっていますが、どうか直接イノシシと対決してお怪我をされませんように。