闘え!ヤマメちゃん
今日で10月も終わり、サントリー烏龍茶の『iPodプレゼントキャンペーン』も終了となった(←20日までだったらしい)。16本買うとiPodが当たるかもというもので、偶々1本買ったので登録してみたものの、禁漁で釣りに行かなくなったのでコンビニでお茶を買う事もなくなって、結局ポイントが貯まらず。
ポイントが貯まるとカンフー大会に出場出来て、勝てばiPod
が貰えるという設定だったのだが、『ヤマメ』と名付けられた我がキャラクターは修行が間に合わなかったというわけだ。この成長の遅さから想像するに、このキャラの使うカンフーはやはり太極拳であろう。
銭育才著『太極拳理論の要諦』に、「太極十年不出門」(太極拳を始めた人は、十年以内は他流試合をしない)という諺が説明されている。日本人の武道、武術、格闘技に対する感覚では、高い精神性を理解するまでは粗暴な行動をするのでそれを戒めているのだと思ってしまうが、違うらしい。
つまり、同時に別々の拳法を始めた何人かの人が他流試合をする場合、大体十年を越えない内は太極拳を練習する者が勝つ可能性が少ない、と考えられていました。負けると太極拳の優位性に対する信念が動揺し、練習を止め、せっかくの何年かの努力が水の泡に帰する恐れがあります。ですから、師がなかなか他流試合を許さなかったのです。
(銭育才著『太極拳理論の要諦』)
そう聞くと、十年間使えないのに護身の為に太極拳を習っていた昔の人って不思議ですな。師匠がよっぽど強かったということか。