山より危険
最終釣行も林道で猪が出たり、上流からドンブラコと蛇が流れて来て暫くニラメッコをしたりと、今シーズンの終盤は熊以外にもハプニングが盛り沢山だったが、特に怪我なども無く終えることが出来た。しかし、危険な生物は身近にもいるのである。
職場で打ち合わせをしていると突然、右足太腿の裏に鋭い痛みを感じた。そのときは何が起きたのか分からなかったのだが、作業服のズボンを脱いでみると、何と内側に蜂らしきものが一匹いるではないか! 一体いつの間に、どうしてこんなところに?
シルエットは足長蜂のようだったが、仕留めるつもりが不覚にも逃げられてしまい、特定は出来なかった。最悪の事態を考えると、刺した蜂の種類が分からないのはまずいのだが…
蜂はある意味、熊より質が悪い。抗体が出来ていてアナフィラキシー・ショックを起こすと命に関わる。今回大事に至らなかったからといって、次も大丈夫かは分からない。むしろ、次回の方が危ないはず。
「気をつけよう」と言いたいところだが、これじゃあ、気を付けようが無いではないか。魚には恨まれてもしょうがない気がするが…