「はやぶさ」よさらば
小惑星探査機「はやぶさ」が分離したカプセルとともに地球の大気圏に突入し、本体は燃え尽きた模様。当初は、「はやぶさ」はカプセル切り離し後は宇宙の彼方への飛行を続ける計画だったが、度重なるトラブルによって、カプセルを地球に落すためにこの様なことになった。
リカバリを繰り返した後の感動的なフィナーレとなって楽しませてもらったけど、関係者にとってはトラブルは起きない、起さない方が良い訳で、「面白かったよ」とは言われたくないだろうな。
宇宙開発を行う各国は少なからず国威発揚も目的としているはずだが、「帰還」の時も、テレビはワールドカップ関連番組を放送していた。高い放映権料を払っているのでこうなるんだな。まあテレビ局はともかく、税金を使った国としては折角の機会をもっと利用した方が良かったのではないか。個人的には嬉しくないが、費用対効果が低いと判断されると、次の実験機や本番に予算が付かなくなってしまいそう。