鈴鹿名物
高校時代に何度も登った、鈴鹿の山での釣りを書いた本を読んだ。
『鈴鹿と山釣り』 石崎幸弘著 サンライズ出版
著者のホームページはここ。このページの、形ある「アナログ版」として本が書かれたということらしい。
話の舞台となる川は、愛知川上流の御池川、茶屋川、神崎川とその支流。山で言うと、鈴ヶ岳から御池岳、藤原岳、竜ヶ岳、釈迦ヶ岳、御在所岳、雨乞岳の西側(滋賀県側)の渓流。山に登っていたときは三重県側からのアプローチだったので、滋賀県側は馴染みが無い。石榑峠で超えるか、高速でぐるっとまわって、永源寺側から行くことになるのだろう。
当時は渓流釣りを知らなかったので、そこで釣りが出来るかを考えたことは無かった。本を読み始めて、なかなか面白そうだなとちょっと思ったけど、鈴鹿の山は急激に立ち上がっていて、「沢登り・下り」が大変そうなのと、何度も本にも出てくるが
蛭がいっぱい
だったのを思い出し、急激に熱が冷めた。
いつも行く飛騨や木曽の川では、不思議と蛭を見ない。連中にとって、鈴鹿はよっぽど住み心地が良いらしい。