二本目の自作ロッド

一作目からかなり時間が経ってしまったが、二作目が完成したので実釣に投入した。
  
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    このロッドで釣った最初の魚(イワナ)

基本は前作と同じKawagarasu工法 。ただし今回は六角には削らずに四角のままにした。パワーファイバーを多く残して高反発ロッドを目指したのだが、細身になってピスが少ないことがこの竿の性格に大きく影響しているようで、グリップの中まで曲がり込む。最初に近くの公園で振ってみると、ループがまともに出来ない。また変なものを作ってしまったなと落ち込む。

しかし折って捨てるという気にもなれないし、半ば仕方なく釣りに使ってみると割と使えるではないかという気になってきた。キャスティング時に手に伝わる感触が、メル爺様の「ゥワンプ!」という感じ。中毒性があるのか、これに慣れてきてしまうと今度は他のロッドを振ると妙な感じがする様になってしまった。ひょっとすると、今まで感じられなかったロッドの声が聞こえる様になったのかもしれない。だと良いのだが…